※写真: 5分でもOK!隙間時間を活用した資格試験勉強法、All About、更新日2016年04月19日、引用
・・・高校では3年生の夏まで野球部で練習をしながら、文系最難関の東京大学文科一類に現役で合格しています。現在は法学部の3年生で左投げ左打ちの選手ということなんですねぇ。・・・まさに文武両道の選手ですけれども、東大史上最高の投手と呼ばれる宮台選手。そのすごさはどこにあるのでしょうか。・・・宮台選手に聞く文武両道への道とは?
決められた時間の中で、キチンとメリハリをつけて、勉強の時は勉強に集中、野球の時は野球に集中というふうにして、切り替えるように意識しています。・・・電車通学の時に単語帳を見たりだとか、休み時間にちょっと復習だったり予習だったり、そういう隙間な時間にいかにちょっとでもいいから勉強という習慣を取り入れる。・・・やっぱり時間は決まっているので、その決まった時間で集中してやる、密度を濃くするというのが一番だと思います。・・・
いまや東大史上最高の投手の一人と言われる東大野球部・宮台康平投手。おそらく左ピッチャーでは東大史上最高というのは事実でしょう。おまけに現役合格の法学部というとんでもない秀才。”天は二物を与えた” とはまさにこのことです。しかし、もちろんご本人の不断の(普段の)努力があってのもの。生まれながらの天才ではないと感じます。
集中して密度を濃く
彼いわく、一日24時間は誰しも同じ条件なので、いかに「集中して密度を濃くする」かが、常識破りともいえる “文武両道” の道とのこと。これはドラマ「ドラゴン桜」の弁護士・桜木建二先生も同じようなことを言っています。
この「密度を濃くする」勉強法、さらに「スキマ時間」を活用するとなると、一つのやり方として「瞬間集中・細切れ勉強法」があります。これは脳科学者の茂木健一郎さんが提唱しているノウハウで、①教科書を開いた瞬間、いきなり集中して勉強を始め、②それがたとえ中途半端な時間でもパッとやってしまう。
「脳がその気になった瞬間こそが大きなチャンス」だそうです(脳を活かす勉強法、茂木健一郎・著、PHP研究所、76頁)。茂木師曰く “一瞬で集中する” という感覚が大事だそうで・・・。おそらく宮台投手も「瞬間集中・細切れ勉強法」を採用しているのでしょう。ワタクシも少しは彼らの爪の垢を煎じて飲みたいものです。