・・・私は数学の勉強をするときは、まず音楽を聴きながら始め、集中力できなかったら音楽をなくしたり、乗ってきたらまた聴いたり、その時の調子に合わせていました。・・・集中しているときは全く音楽が気にならず、心地よく問題に取り組むことができますし、疲労感も少なくなり長時間問題に取り組むこともできるようになりました。・・・
※音楽を聴きながら勉強することのメリットとデメリット比較。、EVOLVE 進化する勉強法=受験に必要な参考書、最終更新日2016年08月25日
これは本当で、私的には「語学」はだめだけど「数学」は「音楽」との相性がいい。なぜかよくわからないが、周波数と調和が支配する音楽は実はもともと数学的要素が多く、それが数学を勉強する際になんらかのプラスになる・・・ということなのだろうか。
数学は基本的にリンケージというか、極論すれば、なんらかの置き換え、置き換えを繰り返す “作業” が多く、知的にリズミカルな印象がある。たぶんそのあたりで音楽と近いものがあるのでしょう。音楽を聞きながら数学に取り組むと、リズミカルに勉学が進む傾向があるので、あまり疲れないという効果もあります。
例えば、もし数学が嫌になっちゃった受験生の方々が、音楽を聞きながら勉強するようになると、しだいにうまく学習が進んでいくかもしれません。ぜひ試してみてはいかがかな! 指揮者でもある数学教師・永野裕之先生も「指揮者としてスコア(楽譜)を読むことと、数学の数式を読み解くことはとても似ています」と言っていますし。
※参考資料:
・音楽と数学、Wikipedia、最終更新2015年11月30日
・指揮者でもある数学教師が語る『数学と音楽の共通点』(その1~プロローグ)、STORYS.JP
ふたたびの高校数学、永野裕之(著)、すばる舎、2016年