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今を知るには高校講座?


NHK 高校講座 良いです – 英語専門塾オフィスK、2017年04月09日、引用

私事で恐縮ですが、最近、私の父が弱い80歳代に突入し、さすがに記憶力も弱まり、また近年のIT事情などには全くついていけなくなっております。当然と言えば当然なのですが、しかしながら、「近年のIT事情」といっても昨日の今日の話ではありません。いくら高齢者とはいえ、どうしてそこまでITに疎いのか・・・という疑問もあります。

スマホやタブレットはもとより、パソコンも全くダメ。それはキーボードのアレルギーもあるので止むを得ませんが、新聞に出てくるIT関連記事も相当に受け付けません。理解できないみたいです。いちいち「これはどういうことなんだ?」と聞かれます。

インターネットなんて、1998年あたりから本格的に日常生活に入ってきたわけで、もうすでに20年の歴史がある。少しは勉強してくれよ、と思ってしまいます。20年間、何をしていたのか・・・とどうしても感じてしまうのです。自分の親だから、見方も厳しくなりがちだよね。

「時代」を理解する素養

まぁそれはともかく、人間は動物だから年齢を経れば、当たり前ですが、物事を吸収する能力は減退します。その時代、その時代の潮流には乗り遅れます。それは仕方がない。しかしある程度、基本知識というか常識の範囲内で「その時代の潮流」を理解する素養は身につけたい。

その一つのノウハウにEテレの「NHK高校講座」の視聴を提案したい。なんせ高校講座なので、広く公平に教養が詰まっているし、今は可能な限り最新情報も含んだコンテンツになっている。番組編成も5分から20分の集中しやすい時間で作られ、理解が進み、飽きないよう芸能人を多用し、わかりやすく面白い演出が目白押し。

とくにワタクシ「アラフィフのおじさん」が思ったのは、「家庭総合」と「社会と情報」です。この2つは是非、社会人にも見ていただきたい。日常生活のベーシックな知識に一役買うと思うからです。


とにかくEテレの「NHK高校講座」は、高校生だけでなく、社会人とりわけお年寄りに見てもらいたい番組です。少子高齢化はまだまだ続きます。老人ばっかの日本の人口構成上、社会・経済をまともに運営していくためには、高齢者が死ぬまで現役(?)で頑張っていただく必要がある、と思う。そのためには、最新情報をかみくだいて理解しやすい「NHK高校講座」の視聴をおススメしたいと思います。

※参考資料: NHK高校講座 – NHKオンライン

数学はゲームだ

数学Iに取り組む

最近、大人になって久しく勉強していなかった数学(数学I)に取り組んでいます。いやいや、これは大げさな言い方です。高校生時代も数学には真面目に取り組んでいなかったので、およそ37年ぶりに人生初めて「数学I」に向かっている(?)という状況です。


よく数学は頭の体操で、ゲームみたいなものだとか、いや様々な現代の産業の基礎的な理論だとか、巷では言われます。全くその通りだと思う。数学は、”数字” によるロジックに特化した科目なので、社会や自然(宇宙含む?)そして人生での応用範囲を広く持ち、また同時に非常に取っつきにくいコンテンツでもある。これもまた事実でしょう。

で、実際学び始めて感じたのは、とりあえず「ゲーム」だと。「ゲームのようなもの」ではなく「ゲームそのもの」。いくつかの前提条件や取り決めを守った上で、解釈や解法を競い合うゲームと感じました。答えが明確に出る(出やすい)のもイイね。

曖昧な現代文、明確な数学I

これが高校の「現代文」(現代文A、現代文B)だと、なんとも個人的には釈然としない「曖昧な回答」でも、正解とされてしまいます。それに対して数学は「曖昧な回答」が少ない。ゴールが明快(な場合が多い)。これが魅力でもあり、逆に過大評価されやすい面でもある。

現実の人間社会や自然現象には、曖昧で混沌とした部分が常につきまとい、正解とされるものは「現代文」の正解と似ている。現実社会では不特定多数のパラメーターが関連してくるので、結果がやや平均化(というか雑多化)しやすい。極端なリザルトが起こることは少ない(たまにある)。これはボラティリティの高い株式市場のような分野でも言える。100年に一度(?)のリーマンショックは、毎年起きないのです。

まぁ数学を学ぶにあたっては、それがストレートに仕事や生活に跳ね返ってくると短絡的に思わずに、物事を判断する上で「意外と強い味方」ぐらいの楽な位置づけでとらえるのが、望ましいでしょう。数学はあくまで「ゲーム=趣味」で、①まずはゲームを楽しみ、②あとで日常生活でも活用できる、と考えたいです(^_^)。

※参考資料:
数学I、Wikipedia、最終更新2016年12月08日
国語 (教科)、Wikipedia、最終更新2017年11月04日

女性にチャンス!


※写真: 写真素材 足成:スマートフォンを操作する、引用

実は仕事と家庭の両立という意味では、アメリカのほうが法整備は遅れています。アメリカには全国レベルで有給の産休育休制度はありません。アメリカで女性労働やワークライフバランスに関する研究者、政策提言をする人は、ずっと前から求めてきましたが、いまだに実現していません。

そんなアメリカでは、日本よりずっと女性活用が進み、管理職の半分を女性が占めるまでになっているのはなぜでしょうか。ここで大事なのが、アトキンソン氏が指摘した、生産性の高い仕事に女性が就いているという事実です。・・・

「日本女性の生産性の低さ」には原因がある、東洋経済オンライン、2017年01月16日

高い生産性vs手厚い育児支援

やっぱり仕事は「生産性」なんだね。言い換えれば、「生産性が高い=金銭的価値がある」といったところでしょうか。米国では割と考えがハッキリしているよね。まぁそれでリーマン・ショックのように経済が暴走する場合もありますが、それでも効率性などの合理的な発想は大いに学ぶべき点です。

まぁ上記の記事では、構造的なものだと思うのですが、「日本女性の生産性の低さ」をあげつらっています。優秀な女性社員をフレキシブルな環境でガンガン働かせようという米国式のノリではなく、優秀な女性を手厚い育児支援で支え、有り体に言えば、できるだけ長く休ませましょうという日本式のノリです。

そりゃ社会主義者からみれば、あるいは生理学的にも、こういった日本式のやり方は理想的かもしれない。もちろん現代の日本社会でも受け入れやすいでしょう。子育てに専念できる “専業主婦的要素” をできるだけ保護しようという発想です。しかし・・・です。

優秀な人材をフルに活躍してもらう

自由主義・市場経済において企業間競争は激烈です。良い悪いはともかく、企業が自由市場で優秀な存在になるためには、優秀な人材をフルに活躍してもらうしかない。そういう意味で、アメリカ企業のやり方は、経済成長という観点からは、理にかなっている。子育てはベビーシッターにある程度まかせ、優秀な女性は重責を担う仕事に邁進してもらう。それが会社の業績アップにつながるわけです。

現在、日本女性のビジネスパーソン的生産性が低いのであれば、これはチャンスです。見方によっては、日本女性の「伸びしろ」がドカンと大きく残されているわけですから・・・。安倍首相ではありませんが、これからどんどん女性が活躍する社会になってくれば、当面の間は日本全体として経済成長できる絵が描けます。すばらしいことです。

ここにおいても、ネット塾系をはじめとして、生産性の高い教育・学習ツール&ノウハウが重要性を帯びてくるでしょう。とくに社会人教育という点で、女性の場合、若干有利です。脳の構造が男性に比べバランスが良く、仕事をしながら勉強するのに適しています。分かりやすく言えば、「ながら勉強」は女性のほうが男性より多少なりとも得意です。

机にかじりついて集中して勉強するより、例えば語学を聞きながら料理を作ってしまう・・・というイメージでしょうか。アルクのヒアリングマラソンを聞きながら、仕事や家事・育児を行なうことも女性ならやってできないことはない、と言ったら言い過ぎでしょうか。

アルク「1000時間ヒアリングマラソン」

日本は恵まれている


日本は世界で最も長寿で、ほとんど最も金持ち、さらに言えば、ほとんど最も安全。だから、安全な国で、カネが一番平均高くて、そして寿命が一番長い。いくえさん、なんか文句ある? しかもあなた酒も飲めるし・・・

【成功する人が必ずやっていること】金を手にしたら◯◯しろ!!#武田邦彦、邦彦武田、YouTube、公開2016年12月01日

いや〜、日本てとんでもなく恵まれているんですね。なんといっても平均寿命がほぼ世界トップというのがスゴい。衣食住がほぼ完備され、医療・衛生環境が抜群なのでしょう。自分で言うのも何ですが、そう思う。誤解を恐れず言えば、ホームレスの方々も食糧事情は比較的良いですからねぇ。

以前テレビで見たのですが、公的医療保険(国民健康保険)に入っていない事情もあり、東京・新宿近辺のホームレスの方々は捨ててあるものはまず食べない。拾って食べることはないそうです。もし腐っていてお腹を壊したら、医者にかかれず文字通り「死ぬ」からです。それでもいわゆる賞味期限切れ等の食材を集めれば、十分食事がまかなえる・・・みたいな話が出ていました。

安心して楽しく勉強を

とにかく日本という国は世界でもマレなくらい恵まれています。もちろん格差が増大し、年収300万円以下の人たちが40%みたいな問題はあります。そもそも少子高齢化は年々進み、人口全体も縮小傾向にあるという深刻な状況でもあります。でもまぁ1億を超える人口を抱え、その割に社会は平和基調で、かなり政治・経済・文化が上手く回っている国だと思う。

だから日本人は(収入を得るのはやはり大変ですが)基本的にはもっと安心して楽しく生活すればよく、受験生は(ウソでもいいから?)大船に乗ったつもりでワクワクしながら勉強を続けていけばいいのです。これが言いたかったのよね〜! 武田先生、ありがとうございます。

※参考資料: 社会実情データ図録、Honkawa Data Tribune


脳の劣化

加齢が進むと、どんどん脳が劣化し、新しいことに取り組まなくなる。これって世間でよく言われていますよね。実際、自分でもそう感じますし、以前に林修先生の冠番組で指摘していた脳科学者・茂木健一郎先生も、下記記事での神経内科医・米山公啓先生も同様なことを言っています。


米山 公啓 (よねやま きみひろ)
1952年山梨県生まれ。作家、神経内科医。元聖マリアンナ医科大学第2内科助教授。・・・

若いころなら面倒だと思わなかったことも、年齢とともに面倒になり、慣れないことはやりたくなくなってくる。携帯電話からスマホへ切り替えるというのも、新しい操作が分からなそうなので、そのままにする。・・・

人間には変化を好む部分と好まない部分がある。そして年齢とともに次第に変化を好まなくなってくるものだ。音楽でも自分の青春時代の歌を歌うばかりで、最新のヒット曲などには興味を失ってしまう。それは、やはり脳の機能の衰えと、そのメカニズムに関係している。・・・

脳が「後回し」したがる面倒なことに、手をつけるには、小さな組織の未来学、2016年09月14日

やっぱり人間、40歳を過ぎると徐々に保守的になり、50歳を過ぎると脳も衰えを隠せず、なんでもかんでも「めんどくさい」と感じやすくなります。「教育」や「学習」という観点から、どうしたらいいのか?

資格試験に取り組む

一つの改善策として、資格試験に取り組む、というのはいかがでしょうか。幸か不幸か、日本経済が停滞して早や20数年になり、資格試験華やかし昨今です。様々な資格をゲットすることで、就職などに有利になるだけでなく、精神的にも大いなる自信になり、なんといっても脳の活性化につながります(ボケ防止!?)。取り組み次第では、一石二鳥いや一石三鳥になるやもしれません。

「生涯学習のユーキャン」では人気講座ランキングを発表していますが、ファイナンシャルプランナー(FP)や宅地建物取引士(宅建士)は安定した人気がありますね。やはり社会人の間では、お金に関わる資産・不動産関連には “堅い” 需要があるわけです。

※参考資料:
人気講座ランキングTOP30【ユーキャン】、U-CAN 生涯学習のユーキャン、2016年01月〜5月の資料請求数による
脳が「後回し」したがる面倒なことに、手をつけるには、小さな組織の未来学、2016年09月14日

日本の知的スキルは世界一

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・・・3年前、OECDが成人(16~65歳)を対象にしたスキルの調査(PIAAC:国際成人力調査)を行いました。調査は読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力の3分野からなり、日本は数的思考力と読解力の2分野で、男女ともダントツで一番でした。ただ、ITを使った問題解決能力だけは、OECD加盟国35カ国のうち調査を行った24カ国の平均にまで下がってしまう。・・・

「人口減」をイノベーションで好機に変えよ、Yahoo!ニュース、2016年11月02日

男女ともダントツで一番

おお~、読解力と数的思考力は「男女ともダントツで一番」。すごいねぇ~! 住んでいると気が付かないけど、日本人って世界一賢いんだね。いくら魚好きでDHCを食事でとっているとしても、日本人が生まれつき賢いわけではなく、やっぱり「教育」の力は素晴らしい、いや凄まじい。とくに「数学」を学生時代に敬遠していたわたくしにとって、「数的思考力」が世界一というのは、”驚き、桃ノ木、20世紀” です。ハイ。


ちなみに、「驚き、桃ノ木、20世紀」はI am so surprised like a peach tree.と訳すそうです。??・・・んなわけねぇだろ! 失礼しました。上の動画のピコ太郎は、あれ、わざと通訳しにくい(通訳できない)オヤジギャグをかましているね。これも日本人が持つ世界一の「読解力」のタマモノか??・・・んなわけねぇだろ! 失礼しました。

伸びしろも十分!

「ITを使った問題解決能力」はOECDの平均値らしく、イマイチですが、逆に言えばそれだけ伸びしろがあるということですよね。これはあくまで16~65歳のスキル調査なので、なるほど確かに還暦前後の世代はまだまだITスキルは高くない。それに日本は英語圏というかアルファベット語圏でないので、コンピューター・プログラミングにおいてデメリットというか不利な状況下ではあります。

でもそれでもOECDの平均値程度のスコアを叩き出すわけで、日本人のITスキルは素晴らしい。ちなみにイギリス、アメリカ、韓国は、日本より「下」ですから・・・残念! (失敬!)

つまりこれらレベルの高い “成人スキル” の原動力が主に教育システムに起因しているとしたら、今の日本の教育システムは実に優れているということになります。優秀なんです。我が国の「教育」環境は。自信をもっていいのかもしれません。がんばれ!ニッポン!

東大発ベンチャー「ユーグレナ」


国立大学法人東京大学と、東京大学内に研究所を構えるミドリムシカンパニーの株式会社ユーグレナは、11月23日(金)、共同開発した石垣産ユーグレナ入り新商品『ユーグレナ・クッキー』を東京大学コミュニケーションセンターにて発売します。11月23~25日開催される駒場祭では、学内の東京大学コミュニケーションセンター特設ブースでも販売します。

石垣産ユーグレナとは、ユーグレナ社が沖縄県の石垣島にて生産したユーグレナ(和名:ミドリムシ)で、動物と植物の両方の性質を持つ藻の一種です。必須アミノ酸、ビタミン類、DHAなどヒトが必要とするほぼすべての栄養素(59 種類)を持っています。・・・

東京大学と東大発バイオベンチャーが共同開発!、株式会社ユーグレナ、2012年11月19日

ミドリムシが地球を救う?!

ユーグレナってご存知ですか。いわゆるミドリムシのことですが、今一部で注目を集めています。大げさに言うと、人類が直面する食糧問題やエネルギー問題を体長わずか0.05mmのミドリムシが解決するかもしれないのです。

ミドリムシは動物と植物の両方の性質を持っているので、両方の栄養素も体内に持ち合わせています。それを人間が食べることで、非常にバランスのいい食品の摂取となりうるわけです。また、ミドリムシから搾った油からジェット燃料を作り、飛行機を飛ばそうという試みも始まっています。


※写真: 日本経済新聞、2015年12月01日、引用

もちろんまだコスト的に合わない部分がありますが、本質的に非常に夢のある素材であるミドリムシ=ユーグレナ。とりわけ資源の乏しい日本にとって魅力的な研究開発分野であります。ユーグレナの場合、東京大学と縁が深いですが、かように「大学教育」というものは国および世界の経済や科学技術に大きく寄与しています。やはり教育は社会の発展の基幹部分ですね。

※参考資料:
株式会社ユーグレナ – ユーグレナ(和名:ミドリムシ)の研究開発・製造・販売
ユーグレナ (企業)、Wikipedia、最終更新2016年04月26日
ミドリムシ、Wikipedia、最終更新2016年03月29日
ミドリムシ燃料を20年実用化 ユーグレナ、航空機向け、日本経済新聞、2015年12月01日

 僕はミドリムシで世界を救うことに決めました。――東大発バイオベンチャー「ユーグレナ」のとてつもない挑戦

ショーンK氏もMOOCで学位を

ショーン川上氏「4月からどうやって生きていけばいいですかね」

学歴詐称が発覚し、6番組を降板した経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(47)の所属事務所社長が、川上氏の様子を伝えた。17日放送の日本テレビ「スッキリ!!」(月~金曜前8・00)の電話取材に答えたもの。・・・さらに「4月からどうやって生きていけばいいですかね」と話しているという。

スポニチ Sponichi Annex 芸能、2016年3月17日

ショーン氏、学歴詐称で大バッシング

ショーンK(ショーン・マクアードル川上)氏が学歴詐称問題で、全てのメディア系の仕事を休業せざるを得ない状況になっています・・・。熊本の高校生時代は「ホラッチョ」(ホラ吹き)というあだ名だったらしく、必要以上に自分を大きくカッコ良く(?)見せようとしていたみたいですね。

ここ数日はメディアもネットも大騒ぎで、今までのセレブなイメージからかけ離れつつある実態が暴露され、ボコボコのフル・バッシング状態。ちょっと今のところ、彼は街を歩けない(?)感じです。身から出たさびとはいえ、さすがに同情を禁じえません。明らかな犯罪を犯したわけではないのに、ね。

ショーン氏の能力とキャリア

ショーンK氏は相当にご自分の学歴・経歴を拡大解釈してWebサイトなどに載せていたようです。誇大広告と言われても仕方がない。ただ、確かにそれはそれで大問題なのですが、クールに冷静に今回の騒動を見てみると、ショーン氏は非常にいい能力とキャリアを持っています。

まず第一にルックスが良い。ついでに声も良い。人間は外見ではない、という意見もありますが、まぁ一般的に「外見」はやはり重要です。彼はその外見だけでなく、低音で響く「声」もとてもいい。つまり情報発信する上で、ご自身のなかに、高いレベルの「画像」と「音声」をお持ちです。

第二に経験が豊富です。コンサルティングそのものの仕事・実績は大したものはなさそうですが、2000年以降、ラジオを皮切りにテレビ番組やCM、著作とメディア関係の露出がすごい。すでに10年以上、マスメディアを中心に活躍されています。著名な経営者の方々の薫陶も受けている。経歴・職歴という部分でも、ある意味、その辺の普通のおじさんとは全く違う。

  MBA講義生中継 経営戦略、ショーン マクアードル川上(著)、TAC出版、2008年

「学歴」だけが足りない?

やはり決定的に足りないのは「学歴」です。学位は全く取っていないそうで、これは “痛い”。逆に言うと、足りないのは学歴だけ。であるならば、今からでも遅くない。ショーンさん、今からでも留学でも何でもすれば良い。

ネックは「時間」と「お金」と「英語力」だが、幸運(!)なことに全てお持ちです。ほとんどの仕事をキャンセルして “自粛期間” に入っているので、「時間」は有り余っている。経済的な面は、今まであれだけご活躍だったので、一定の蓄えがあるでしょう。そして最大のアドバンテージは「英語力」。彼の英語力はかなり高く、文法的にはパーフェクトで、発音も若干のなまりがあるもののネイティブに非常に近いレベルだそうです。

純日本人疑惑を検証!ショーンKの英語をネイティブスピーカーに聞いてもらった結果 | netgeek

これはショーンK氏にとって、神様がくれたチャンスです。47歳という年齢はキツイですが、もし10年後に学歴詐称が発覚していたら、もはやリカバリーは不可能です。今なら年齢的にもギリギリ復活できる。例えば、3〜4年ほど(リアルに)MBA留学などガッツリ勉強して、正規の学位をゲットすれば、世間の見方なんて一気に変わります。

ときに浮世離れした内容だと批判にさらされやすいアカデミックな大学教育ですが、やはりホワイトカラー系はオーソドックスで基礎的な学問体系をある程度おさえることは必要。「基本」をおさえて初めて「応用」があるのですから。それが人類の発展の歴史です。・・・ただし教育には時間がかかるし、むろんすぐにはカネにはならないけどね。


MOOCでMBAをゲット!

ホリエモンなんて獄中から奇跡の復活(?)ですよ。それに比べれば、ショーン氏は恵まれています。上から目線で大変恐縮ですが、今からでも遅くない。(例えば)MBAを取りましょう。むしろ今からのほうが良いとさえ言えます。酸いも甘いも経験され、一敗地に塗れた後の「MBAホルダー」のほうが、説得力もあり多くの人のココロの刺さると思う。

今ならMOOCというインターネット留学をいう裏ワザ(表ワザ?)もあります。様々な大学から多くの講座がオンラインで提供され、実際に筆者もMOOCを経験しましたが、修了するにはエラい勉強させられます。もちろん全て英語 (一部でスペイン語や中国語、日本語などもあるが・・・)

残念ながら筆者はドロップアウト気味で修了書などをゲットできませんでしたが、ショーン氏の英語力なら、彼が覚悟を決めれば絶対に大丈夫だと思う。たとえばペンシルべニア州立大学ならオンラインだけで学士号がとれます。絶対にトライするべきだと思う。このまま彼が消えてしまうのは、なにかモッタイナイという気がしてなりません。

※参考資料:
米大学、進むオンライン・コース 学位も取れる、世界にPR、日本経済新聞、2015年05月25日
ショーンK氏 フジにも虚偽報告…学歴「そもそも公表してない」、スポニチ Sponichi Annex 芸能、2016年03月17日
ショーン氏、食事も喉を通らないほど憔悴“そんなに悪いことしたのか”、スポニチ Sponichi Annex 芸能、2016年03月17日
ショーンK、Wikipedia、最終更新2016年03月17日
ショーンK氏の同級生が「違いすぎる熊本時代」を明かす、ライブドアニュース、2016年03月18日
純日本人疑惑を検証!ショーンKの英語をネイティブスピーカーに聞いてもらった結果、netgeek、2016年03月17日
学位、Wikipedia、最終更新2016年03月12日
Massive open online course、Wikipedia、最終更新2016年03月03日
茂木健一郎 公式ブログ – ショーンKさんのこと。、Powered by LINE、2016年03月15日
私的MOOCsレポート、ネット塾ジャーナル、2013年10月02日

  ルポ MOOC革命――無料オンライン授業の衝撃、金成隆一(著)、岩波書店、2013年

マシュマロは我慢すべき?

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※写真: 写真素材 足成【フリーフォト、無料写真素材サイト】より引用

健康診断を受けていない人の割合も低所得者ほど高く、男性では600万円以上は16.1%なのに対し、200万円未満で42.9%に上った。女性では600万円以上は30.7%なのに対し、200万円未満で40.8%に上った。

1日の歩数も所得が多いほど増える傾向があり、男性では600万円以上は7,592歩なのに対し、200万円未満では6,263歩だった。女性では600万円以上は6,662歩なのに対し、200万円未満で6,120歩だった。

喫煙者の割合も同様で、男性では600万円以上は29.2% なのに対し、200万円未満で35.4%に上った。女性では600万円以上は5.6%なのに対し、200万円未満で15.3%で、3倍近い差が出た。・・・
【国民健康・栄養調査】 所得が低い人ほど健診を受けず不健康、日本生活習慣病予防協会、2015年12月14日

低所得者ほど「健診」を受けず、歩かず、タバコを吸う・・・

マシュマロ実験」というのをご存知でしょうか。幼稚園児が目の前の「マシュマロ」を我慢するかしないかで、その後の人生が大きく変わってくるという、社会心理学的な有名な実験です。要は「自制心」がいかにその子の将来に重要か、ということ指し示しています。

「健康診断(健診)」を定期的に受ければ、早期発見・早期治療につながり、生活習慣も見直すきっかけになり、健康につながる。人間にとって「歩く」ことは基本的な行動であり、ウォーキングは無理のないエクササイズとしても評価され、もちろん健康にもつながる。タバコを吸うことは、発がん性の問題のみならず、呼吸器系や循環器系など人体への悪影響は大きい。「禁煙」は当然ながら健康につながる。

自制心の重要性

しかしながら、健診もウォーキングも禁煙も、コンスタントに実行するにはある程度の「自制心」が必要です。自制心=セルフコントロールを高めることで、その人は健康に保たれ、すなわち「人的資本」は拡充する。これが “将来的価値” を増大させる。経済学的に言えば「割引現在価値」が高まる。

「ローマは一日にして成らず」と言いますが、あのイチロー選手も一日にして成らず、です。自制心を切らさず、効果的な練習を質量ともに欠かさないことが、将来にわたって活躍する素地を作るわけです。・・・とまぁ、説教じみた記事を書いてみたのですが、パソコンの後ろからうちの奥様がみていて、「デブなあんたにこんなこと言われても、何の説得力もない」とノタマワれてしまいました。ハハハ・・・(汗)。

「ネット塾」なら自制心が身につく?

それはさておき、ネット塾などのオンライン教材やインターネット講義は、安価で使い勝手がよく、ネットさえ接続していれば「いつでもどこでも」勉強できます。学習成果や能力レベル、はてはモチベーションなどもチェックしてくれるケースも有ります。たとえば、受験サプリではログインすると、進路指導課のキレイなお姉さん「ナカムラさん」(独身?)が出てきて、イロイロとうれしいことをつぶやいてくれます。


※画像: 受験サプリより引用、2016年02月23日

思わずニコッとして、多少なりとも頑張っちゃいますよね。くだらないなぁと思いつつも、ちょっとしたモチベーションアップが受験サプリはうまいのです。しかし、受験サプリで学習をするにしても、最後は「自制心」がものをいいます。セルフコントロール、さらにセルフコンフィデンス(自信)も重要でしょう。

自ら学ぶ経験と習慣

正直に言えば勉強する上で、自制心の少ない人はリアルな予備校などの「学校」に通ったほうが良いと思う。強制的に勉強せざるを得ないからです。しかし、多少なりとも自制心に自信(!)があるみなさんは、むしろその自制心をさらに磨くべく、あえて「ネット塾」系で勉強する道を選んだほうがいい。そうすることで他人に強制させられず、自ら学ぶ経験と習慣が身につくからです。

ネット塾系で自制心を高め、それが将来に自分自身の「価値」を高める。結果として例えば一流と言われる大学に入らなくてもいいわけです。強制されて勉強して “一流大学” のブランドを身につけても、来るべきビッグデータ・人工知能時代にはそんなメッキは剥がれる。

それよりも仮に “三流大学” 卒業となったとしても、受験勉強や入学後の勉強の過程で「自制心」を強力にゲットすることができれば、それは大きな価値になる。間違いなくそう思います。スティーブ・ジョブスはリード大学を中退したものの、同大学のカリグラフィーの授業をかってに聴講し、自ら学ぶことで、将来の世界を変えたのです。

※参考資料:
マシュマロ実験、Wikipedia、最終更新2016年01月12日
Stanford marshmallow experiment、Wikipedia、最終更新2016年01月15日
割引現在価値、Wikipedia、最終更新2015年12月27日
人工知能に負けない脳、茂木健一郎(著)、日本実業出版社、2015年
スティーブ・ジョブズ、Wikipedia、最終更新2016年02月17日

凝り固まった院卒より柔軟な学部卒?


人事部はここを見ている!』溝上憲文著(プレジデント社刊)

・・・理系は大学院の修士卒でなければ就職が難しいと考えている学生や親が多くいます。しかし、それは大変な誤解です。多くの企業は大学院卒よりもむしろ学部卒の学生に応募してほしいと期待しています。・・・

もちろん一部の特殊な研究部門では修士・博士課程も何人か必要です。しかし大半の理系出身者は技術部門を経て、営業、管理系など様々な部門に異動するのが一般的です。むしろ特定の分野に頭が凝り固まった修士卒より、純粋かつ柔軟な頭の持つ学部卒がほしいというのが本音なのです。

就職に有利な理系! 院卒より学部卒が欲しい企業の言い分 あなたの出世、採用、給料、リストラはこう決まる【21】、PRESIDENT Online、2016年1月20日

「頭が凝り固まった修士卒より、純粋かつ柔軟な頭の持つ学部卒がほしい」か・・・。人間の脳ってやっぱり一定のキャパ(キャパシティー)があって、勉強し過ぎるとハードディスクがいっぱいのパソコンみたいに動きは遅くなるし、新しい分野への適応も悪くなる・・・のかもしれない。やはり俗にいう柔軟性が落ちるわけね。

中等教育までは「浅く広く」

ここが学校教育(中等教育・高等教育)の難しいところで、あんまりガツガツに特定の科目を詰め込み式に長期にわたって頑張っちゃうと、その子どもたちの将来の柔軟性に支障が出る可能性がある。やはり中等教育までは「浅く広く」が基本パターンなのかな。

大学院卒で特定の専門領域に秀でていても、就職して他の分野でつぶしが利かないと困っちゃう。使えない人材になってしまう。院卒の人は「せっかく長期にお金もかけて勉強し、やっと修士・博士をゲットしたのだから、それを捨てるのはもったいない」という感覚にもおそわれるでしょう。


※写真はWikipediaからの引用です。

例えば、お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンはなんと(!)あの超難関のハーバード大学をご卒業されていますが、”比較宗教学部” であったこともあり、大学で勉強したことが「なかなか役に立たない」とテレビのバラエティー番組でボヤいていたっけ。

かように、優秀な大学でがっつり長期間勉強しちゃうと、どうしてもそれを卒業後もダイレクトに役に立てようとしてしまう。苦労して難関大学に入り、カネと時間と労力を大学院の課程に注げば、それを就職先で役立てようと思うのは至極当然です。しかしそれに凝り固まっちゃうと、臨機応変に対応できない。社会人になって、時に自分の勉強してきたことを否定しなければならなくなる局面もあるでしょう。これは大学院卒の方には精神的にもなかなか厳しい。

勉強し過ぎることの “弊害” という問題は、なんとも厄介な一面をはらんでいますね。

※参考資料:
K-12、Wikipedia、最終更新2015年4月3日
パトリック・ハーラン、Wikipedia、最終更新2016年01月01日

使える!数学

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英語より必要になる数学の論理力

・・・21世紀は、科学技術とビジネスの間にあるコミュニケーションギャップをどう埋めるかが、経済の主戦場になるでしょう。創業から金融工学まで、あらゆるイノベーションを起こすためには、文系理系を問わずそうした能力が必要なのは間違いありません。

そして、流暢な英語を話せるだけでは、国際的な競争を生き抜けるわけでも、尊敬を集められるわけでもありません。そこで語られているのは、実は数学をベースにした「科学技術言語」なのです。

週刊ダイヤモンド 2016年 1/23 号 [雑誌] (使える! 数学)、33-34頁

「数学ってなんの役に立つの?」とうそぶいていたワタクシ=文系人間には、数学を学校で学んでいても苦痛と疑問でしかなかった・・・。この数学に関する “根源的” な疑問に、一橋大学法学部出身の数学者である新井紀子氏はこう応えている。それは「数学は言葉」であり、数学を知ることはこれからの時代を「生き抜く秘訣」でさえあると。

グローバル化と数学力

グローバル化された社会では、良く言えば多様性、悪く言えば “ごった煮” 状態の人間関係・社会状況になります。そこで話し合いするにしても、相手を説得するにしても、論破するにしても、英語だけでは物足りず、数学をベースとして論理力が試されます。

また個人の生活でも、企業の方針でも、国家の成長戦略でも、この数学的なロジックが役に立ちます。新井先生いわく、数学の公理や定義について考えることは、”今日私がやるべきことは何か” という日々のプライオリティ付けと親和性があるとのこと。例えば、将来の “見積もり” を常に意識してキャリアアップを目指していく場合、「時間x能力x労力=結果」というような数学的思考は役に立つ。

金融とコンピューターと数学

数学を基盤とするコンピューターと金融の相性の良さは、SBI証券会長の北尾吉孝さんもよく指摘されていました。これに関しては、新井先生は「銀行業務の根幹に “与信審査” があるはずです。・・・必要なデータを使って “確率” を計算し、与信の最適化を図る・・・。こうして仕事はコンピュータがとても得意とする領域です。」(上記の週刊ダイヤモンドから引用)とおっしゃる。

お金を貸す祭に、貸す相手先のキャッシュフローとアセットに関しては、その方の多岐にわたる個人情報を収集・分析するわけですが、コンピューターとビッグデータがあれば一発で “与信審査” が完了すると思う。

そうなれば、例えば日本から見て地球の裏側にあるブラジルの人たちに、日本の金融機関がカンタンに融資することも可能なわけです。まさに英語やポルトガル語の能力よりも数学力が役に立つ。金融とコンピューターと数学は切っても切り離せない時代に突入しているのだ。

大阪・難波の高利貸し・萬田銀次郎も、数学的論理力とコンピューター解析が必要な時代になっているわけです(笑)。

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※参考資料:
新井紀子、Wikipedia、最終更新2015年11月16日
ロボットの台頭で消える職、20年までに500万人分余りも-WEF調査、Bloomberg、2016年01月19日
・「銀行の代わりにFinTech」が3割、55歳以上はフィンテックに消極的 | ZUU online、2016年01月17日
Fintech、Wikipedia、最終更新2016年01月18日
SBI証券、Wikipedia、最終更新2015年11月13日
SBI ホールディングス  北尾 吉孝氏インタビュー、銀行員ドットコム、2014年11月04日

 週刊ダイヤモンド 2016年 1/23 号 [雑誌] (使える! 数学)