「世界一わかりやすい」関正生先生

受験サプリ(2016年04月20日に「スタディサプリ」へ統合予定)の関正生先生(英語)は、「世界一わかりやすい」というだけあって、実にわかりやすい。大学受験「英語」のカリスマ講師の名声をほしいままにしています。

彼の特徴は、ネイティブ・スピーカーがどういうイメージ・感覚と理屈で「英語」を発しているか、を主に解説している点です。さらに必要に応じて、時間軸すなわち歴史的な “英語” の成り立ちや経緯まで掘り下げることもあります。

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例えばアメリカ英語とイギリス英語を対比させる教師は数多にたくさんいれど、”英語の歴史” への深い洞察を背景に、分かりやすく説明する(広い意味での)「高校教師」は関正生氏ただ一人と言っても言い過ぎではないでしょう。

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大学受験を応援する無料コンテンツ満載【受験サプリ】より引用

受験サプリの “助動詞may” の説明でも、日本語の「訳」はどうでもよく、意味しているニュアンスは「50%」だよ〜!とおっしゃっています。50%というイメージが固まれば、「〜してもよい。〜かもしれない。」という日本語は自然と出てくる。そしてmay wellならそのパーセンテージが増えて、およそ「75%」になるよ〜!とおっしゃる。

75%なら「すごく〜してもよい。すごく〜かもしれない。」という感じになり、こなれた日本語だと「〜するのももっともだ。きっと〜」みたいな表現になる。ただ大事なのは、このパーセンテージというイメージです。ネイティブの頭の中にはこのニュアンスがあるわけで、そこを汲み取らなければならない。

教科書学習の後に、関先生の講義?

こう書いてきて、きっと関先生の講義を視聴すれば、すぐに英語ができるようになる・・・と思われた方々も多いでしょう。でもそれはフィフティ・フィフティだと思う。まさにmayです。50%です。非常に矛盾するようですが、なぜか?


つまりあまりに “わかりやす過ぎる” ので、人によっては逆に頭に残らないかもしれないからです。つまり(1)英語を学習している時に、ある種の「危機感」や「不安感」が少ないので、(2)おそらく “生き残り” に敏感な脳内の「海馬」の性質もあり、もしかしたら脳に情報が残り難いかもしれません。

これは個々人にもよりますが、まずは学校の教科書などで基本的な英語の勉強をひと通り学んでみて、その後に「関正生」講座を視聴するのがベストのような気がします。まずは若干の不安感を持ちつつ、普通の定型的な英語学習に取り組んでみる。最初はオーソドックスに「海馬」を刺激しましょう。

そしてその後に関先生の講義を聞けば、まさに「アハ体験」のように「そうか! なるほど!」とちょっとした驚きを感じながら、強い印象を持って学習できる。こちらの段階を踏むほうが、遠回りをしているようでいて実は、学習効率が高いと思う。カリスマ講師「関正生」は、真打ちとして、受験勉強の中盤以降に持ってくるのも手かもしれません。

※参考資料:
記憶に関わる海馬と扁桃体、脳を鍛える脳力トレーニング
プライミング記憶って何?、全国発リーガルジャパン弁護士ブログ、2012年09月05日
プライミング効果とは何か-賢くなる上でとても大切な連想能力-、資本主義社会で生き残るために、2015年
プライミング効果(ぷらいみんぐこうか)とは、コトバンク
アハ!体験とは何か?、アハ!体験、ソニー
真打、Wikipedia、最終更新2015年08月11日

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