グローバル化と学歴ブランド流動化


※写真: MIT校舎「グレートドーム」、マサチューセッツ工科大学、Wikipedia、最終更新2015年06月24日、引用

・・・大手ITメーカーではアメリカ、中国、インドの大学出身者の獲得に乗り出している。同社の人事部長は「米国のマサチューセッツ工科大学やプリンストン大学、中国の北京大学をはじめいろんな大学を回っているが、正直言って日本の東大生より優秀な学生が多い。・・・企業のニーズに合う学生を養成する大学が台頭していく中で、旧来の学歴ブランドがますます流動化していくのは間違いないだろう。

東大より上!? 人事部の評価が抜群に高い大学8【2】、PRESIDENT Online、2013年10月21日、引用

一言で言って「タフでハングリーで積極的で優秀」。これが米国や中国の優秀な大学生像でしょう。とくに積極性という点で、東大生を含め日本の学生は見劣りする傾向がある。日本人全体の特性でもあります。

チームワークとリーダーシップ

昨今のグローバル化が進展する経済社会において、ロジカルシンキングをベースにチームワークとリーダーシップを駆使できる学生は、就活戦線においても引く手あまたでしょう。逆に言えば、チームで物事を進められて、リーダーシップも取れる日本の人材は、その若干控えめな民族性も武器にもなる。人間関係を円滑にしやすいという意味で、日本人にアドバンテージがあると思うからです。

これからは人気のAPU(立命館アジア太平洋大学)やAIU(国際教養大学)のように、単なる英語力や異文化に詳しいというだけではなく、優れたコミュニケーション能力でチームを自然に引っ張っていくようなリーダー人材が求められていく。やはりキーワードは、チームワークとリーダーシップですね。

※参考資料:
立命館アジア太平洋大学、Wikipedia、最終更新2015年06月10日
国際教養大学、Wikipedia、最終更新2015年06月07日


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