俯瞰して自分の頭で考える

難関入試、これが受かる子の思考プロセスだ

・・・対象となる事物を本質的に観察する力がいかに大切か、よく分かるだろう。受験生に声を大にして言いたいのは、Bさんの思考法を学びなさいということだ。それは物事をよく観察して、自分の頭でよく考えるということである。・・・Aさんのように知識・記憶に偏ったアプローチしかできない思考法でも、トレーニングによりBさんに近付くことはできるのである。

※小林公夫、東洋経済オンライン、Yahoo!ニュース BUSINESS、2015年05月21日、引用

物事を観察して、自分の頭で考える

「物事をよく観察して、自分の頭でよく考える」。昨今では大学入試問題でも、単に知識を問う問題ではなく、受験生自身で考えさせる問題、すなわち推論する力を試す問題がよく出るようです。Z会の東大対策(東大コース)よろしく、入試で問われる「自分で考える力」です。

難関大学の受験対策なら Z会の通信教育


少子高齢化でシュリンク(shrink)しつつある現代では、既存の知識だけでは何事にも到底太刀打ちできない。わかっている情報を元に自分の頭で類推し、結論に導く。そういうチカラが求められている世相を入試でも反映されています。

俯瞰力が鍵を握る!

東大首席弁護士が教える「ブレない」思考法』で弁護士の山口真由さんも言っていましたが、柔軟性と俯瞰力はこれからの時代は重要です。とくに「俯瞰力」ですね。「俯瞰力」がつけば、人よりも早く的確に “推理” する力もつきますし、結果として適切かつ柔軟性のある思考になります。

「物事をよく観察して、自分の頭でよく考える」だけではちょっとイメージがぼやけてしまいますが、全体を捉えようという「俯瞰力」が勉強のキーになると思えば、受験においてもやるべき方向性はハッキリしてきます。世の中の動きと、教育現場のトレンドというのは、当然ですがやはり相関関係がありますね。

 東大首席弁護士が教える「ブレない」思考法

※参考資料:
shrinkの意味、英和辞典 Weblio辞書
完璧な勉強法はない、ネット塾ジャーナル、2015年03月25日

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