目標は一割増し

目標は10%増しでちょうどいい

100メートル走にたとえると、最高速度で到達するためには、意識の中でゴールを10メートル先の110メートル地点に置かなければなりません。100メートル地点に定めると、どうしてもゴールの手前でゴールを意識しすぎて力が入り、失速するのです(人間の意識とは不思議なものです)。・・・

人間は目標を作ると、どうしてもその目標という「天井」ができてしまうため、その範囲内で何とかしようと努力するので、その「天井」まで至ることができない場合が多いのです。・・・
できる子は「目標のおき方」が違っている!、石田勝紀、東洋経済オンライン、Yahoo!ニュース BUSINESS、2015年05月21日

「目標は10%増しでちょうどいい」とは、なかなか微妙な設定ですね。私など、ついつい目標を課題に設定し、“挫折” するパターンか、逆に過小に設定しやる気を無くすパターンです・・・。トホホ。

そうか、なるほど、一割増しね。100メートル走のたとえが、とてもわかりやすいですよね。この記事は約25年にわたり3000人以上の子どもたちを指導してきた学習塾代表・石田勝紀先生の見解です。長年の経験と心理学的な考察から「110メートル理論(?)」はできてきたようです。

偏差値も一割増し?

たとえば、例えばです。日本大学の経済学部が偏差値56くらいとして、そこを狙っている生徒さんは、あえて法政大学や青山学院大学の経済(偏差値60くらい)を第一希望にするのがいいのかもしれません(※注)。コレが早慶上智、あるいは明治大学の政治経済を狙うとなると、さすがにちょっと現実離れしてやる気が失せる(?)かもしれない。そういうことでしょう。

目標10%増しルール、受験生にとって言い得て妙な目標設定な気がします。

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※注: 偏差値で10%増しというのは、何を基準にどう設定するかは、イロイロなご意見があるかとは思いますが・・・。
※参考資料: 関東圏 大学偏差値一覧(早見) 2015

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