気楽に“手がかり”を増やす

・・・そもそも続けることにこだわりすぎないほうがいいと思います。伸び悩んだら、一息入れることも大事です。行き詰まっているときは、時間を取って寝かせたほうが脳も情報を整理できます。勉強に行き詰まっても、それを挫折と考えず、気楽に構えてほしいですね。

そこがいけない! 英語が全然上達しない学習パターン、PRESIDENT Online、2015年3月23日、引用

PRESIDENT (プレジデント) 2015年 4/13 号』に上記の記事、すなわち、東京大学大学院教授・酒井邦嘉さんの含蓄あふれる(?)記事が掲載されています。まぁ、そもそも『PRESIDENT (プレジデント) 2015年 4/13 号』自体、これでもか~!と思われるくらい様々な英語学習法が記載されてます。題して「日本一やさしい英語の学び方」ですからね。

脳科学から新試験TEAPまで

ちょっとこの『PRESIDENT』の内容をピックアップしただけでも、「脳科学で解明」とか、「勉強しないで運動せよ」とか、「紙の辞書の有効性」とか、もちろんTOEICの点数を伸ばすノウハウも満載です。その他にも仕事と家庭を両立しながらの「超高速勉強法」や、新英語試験TEAPのガイドから英語テキスト・英会話学校のランキングなどの英語学習“産業”の「最新事情」とかも、カバーされています。

TEAP・TOEFLでバランス型英語

しかも値段が750円とリーズナブルな価格なので、英語好きや英語学習の必要性が高い人にとって、これはとてもおいしい本(雑誌)かもしれません。さすがプレジデント社です。

勉強に行き詰まっても・・・

このように英語学習のノウハウといってもイロイロと進化しているわけですが、しかし、しかしです。上記の記事のように東大の酒井先生は、勉強に行き詰まったら休め!ともおっしゃっています。「勉強に行き詰まっても挫折と考えず、気楽に構えてほしい」という優しいお言葉。私には身にしみます。もうアラフィフですから・・・。勉強も厳しいんですよ〜。

また、本題に戻ると基本的に酒井先生の持論は、記憶には“手がかり”が多いほうが良いという考え。上記のPRESIDENT Onlineの記事でもこう書かれています。

脳に何かを記憶させるには、できるだけ手がかりが多いほうがよいのです。単語を覚えるよりも文全体を丸ごと覚え、音で聴いたり、声に出したり、あるいは手で書くなどして、さまざまな形でインプットしたほうが脳への定着がよくなり、記憶を引き出すときも容易になります。

私個人的には、受験サプリの関正生先生の授業を受けることが、かなり刺激になります。というか、従来の英語学習にない新しい“手がかり”をインプットすることができます。受験英語から現代ビジネス英語、はては約千年前のノルマン・コンクエストで英語が消滅の危機に瀕した状況(!)までを縦横無尽に語られるカリスマ授業は、英語学習の多岐の渡る“手がかり”を提供してくれます。

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英語の勉強するときには、様々な形や方法を駆使してインプットを心がけ、もちろんアウトプットもバラエティに富んだほうがいいのでしょう。そして、疲れたら休み、気楽に考える。これですね、やさしい「英語」の学び方は!

  PRESIDENT (プレジデント) 2015年 4/13 号

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