■入試問題演習
(2) 次の英文の下線部の中で誤っているものを1つ選びなさい。
I ①tried in vain to ②get my daughter to become a lawyer; I now understand she ③does not ④cut out for it.
ビジネスパーソンにもおすすめ
やばいな。カリスマ英語講師「関正生」に引きこまれそうです。オンライン予備校「受験サプリ」の英語の授業ですが、あえて英語好きの社会人に受講(視聴)してほしい。あるいは、英語好きではないが、英語をやらざるを得ないビジネスパーソンの方々にもおすすめです。
なぜか。「なぜ・なぜ・なぜ・なぜ・なぜ5乗」で書いたように、勉強は「本質にたどりつく」勉強が面白い。理想的には「枝葉末節から根っこまで全体をくまなく見て回る勉強スタイルが、身につく勉強法」だと感じます。その典型例の一つが、関正生先生の講義だと言っても過言ではない。
上記演習問題は、正解は③で、「be cut out for〜」が解法の鍵となっています。「does not」ではなく「is not」みたいです。ただ、関先生の解説として、単に「be cut out for〜」を熟語として覚えろ・・・ではないのです。
文化背景への絶妙の解説
「be cut out for〜」には、キリスト教の神様が〜のために才能ある人間を“切り出す”というニュアンスがある。そのように関先生はおっしゃいます。大げさに言えば、そのキリスト教的な世界観を共有できる若い人材を、この設問を出した大学は求めている。ちなみに、出題したのは青山学院大学です。ミッション系の一流有名大学ですね。
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詳しくは関先生の講義動画を見ていただくのがいいのですが、英語には英語の文化背景があり、生徒・学生はそれを理解することが望ましいし、そのほうが英語を親しみ理解し覚えやすい。さらに、英語に対する文化的な知識は、大学入試の行ける大学側の「思い」にまで(推測ではあるものの)汲み取ることができる。
なかなか、すごい授業です。この「be cut out for〜」の件だけでも、慧眼です。ちなみに、Yahoo!知恵袋でもこういった解説は載っていなかった。さすが、関先生です。当代一のカリスマ英語講師と言われるだけはあります。「関正生」は英語教育界の「池上彰」になるかもしれません(既になってる?)。
英語をワケも分からずイヤイヤやってい17〜8歳のガキ(失礼!)にはピンと来ないでしょうが、英語好きあるいや仕事で取り組まざるをえないビジネスパーソンには、ぜひ関先生の授業を視聴してほしいと思う。月額980円(税別)など、年々グローバル化が進む環境で戦う日本のビジネスパーソンにとって、めちゃくちゃ安い投資だと思います。
※参考資料:
・なぜ・なぜ・なぜ・なぜ・なぜ5乗、ネット塾ジャーナル、2015年02月02日
・「be cut out for」がなぜ「向いている」「適している」なのかイメージ…、Yahoo!知恵袋、2011年12月25日