ブルームの分類法

独習にも役立つブルームの分類法

何を持って学習できたと判断するのか、認知プロセス面でそれを定義づけたのがブルームの教育目標分類です。1956年に世に出ており50年以上経過しているので、批判などをもとに最近では改訂版(Revised Bloom’s Taxonomy, RBT)というものが提唱されています。・・・

改訂版・・・
ブルームの分類法を次のように見直しています。

記憶
理解
応用
分析
評価
創造 ・・・

で、この分類法は教師がテストやカリキュラムを作る際に一番効果を発揮するわけですが、これを利用することで自分の学習の進捗を測ることができるようにもなります。・・・

例えば本を読む時などに一章読み終えるたびに参照してみましょう。その際、自分がどの思考レベルにあるかを確認しながら読み進むことで、その本に書かれていることを会得できているかを診断できると思います。・・・
I am Bad at Math、badatmath(僕は数学ができない)、2010年04月12日、引用

6つの基準

私も知らなかったのですが、教育の分野で「分類法」というと「ブルームの分類法」が有名だそうです。6つの基準(次元)を設けて、その教育のレベルを査定します。具体的には「記憶>理解>応用>分析>評価>創造」の6段階のどこにあるかを判定するようです。右に行くほど、高次元のレベルになります。

英語では「Remember、Understand、Apply、Analyze、Evaluate、Create」となっています。なんかこっちの方がピンとくるかもしれません。最初の2つ「Remember、Understand」は、何を勉強するにしても、無意識のうちに重要な判断基準だとわかると思います。誰でも自然に「覚えたかなぁ? 理解したかなぁ?」って思いますからね。ですから、意識すべきは残りの4つ「Apply、Analyze、Evaluate、Create」です。

自分がどの思考レベルにあるか

上記記事の「badatmath」氏の言う通り、独習(自習)でもブルームの分類法は「自分がどの思考レベルにあるかを確認」するのに使える指標だと思います。まぁ、今このブログ記事を書いていて、自分が「Understand」の段階なのかなぁ・・・と認識する次第です。あるいは、こうやってブログに書いているわけだから、もしかしたら「Apply(適用する、応用する)」段階に差し掛かっているのかもしれません。

筆者自身は何事も“分析”好きなので、ここでいう「Analyze」までは、日常生活である程度は、たどり着いているような気がします。しかし、間違っても「Evaluate、Create」までは到達していません。(言い訳がましいですが)実際、教育や学習という人間の行為で、「評価、創造」まで持って行くのは、かなり大変なことだと思います。

いずれにせよ、勉強や学習あるいは思考というものは、こうやって見ると、とても面白い「基準」というものが世の中には存在するのですね。

※参考資料:
Taxonomy、Wikipedia、最終更新2015年01月26日
BLOOM’S REVISED TAXONOMY、Forest Park School
・Revised Bloom’s Taxonomy – Center for Excellence in Learning and Teaching、Iowa State University


教育目標をデザインする: 授業設計のための新しい分類体系
※1956年に発表されて以来,教育現場に浸透していったブルームの分類体系を改訂し,人間の思考や知識の構造についての最新知見を取り入れた,教育目標に関する新しい分類体系の提案。情報を受け取ってから実際の行動に至るまでの認知活動(情報処理)の流れにそって教育目標を体系化し,明確な適用方法をも示す。(Amazon.co.jpより引用)

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