リアルの迫力


※画像: カフェギャラリー古瀬戸で今日から個展!、城戸真亜子ブログ sketch、2014年11月17日、引用

先日、あの城戸真亜子画伯の作品展を見に行きました。作品展といってもカフェでして、コーヒーを飲みながらゆったりと城戸ワールドに浸るわけです。素人なので専門的なことはわからないのですが、色使いが実に素晴らしく最高でした。

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※写真: ギャラリー珈琲店・古瀬戸、東京都千代田区神田神保町1-7、2015年01月13日

とくに下記の「森林」を思わせる絵画がすばらしく、小さいサイズの作品なのですが、個人的にはイチオシ! 遠くから見ると、ホントに情景が思い浮かぶというか、写真的幻想という表現がピッタリです。

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本物は素晴らしい

すみません。ここで何を言いたいのかというと、「リアルな本物は素晴らしい」ということ。

今後、我々の住む世界は一層ネットが中心になるでしょうし、教育や学習と言った分野でも全く同じ状況になるでしょう。例えば今はリアルな学校がメインで、ネットでの学習がサブですが、これは早晩に逆転する。わかり易い例は、最近試みが始まった「反転授業」スタイルや、大学のオンライン講座「MOOC」でしょう。

しかし、そういったサイバー化が進めば進むほど、リアルな本物の迫力というものが再評価されると思う。もちろん、これは教育現場においても同じこと。「予備校(リアル)のメリット」でも書きましたが、繰り返しが自由な “YouTube” と違い、“生の授業” はその場限りです。なので、心理的にも適度な緊張感が持続しやすく、効率的な勉強が可能です。

また、反転授業などで事前にネットで学習を「仕入れて」おけば、リアルな学校やリアルな授業での学習の濃さも高まります。リアルな講義などの「体験」が、まるで著名人の講演会のように、脳にビビっと刺激を与え、知識の深堀りや新たな気づきをもたらすでしょう。CDやネットで音楽を聞き、その後リアルなコンサートに行くと、より感動する(?)ような感じです。

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※写真: 【左】明治大学・アカデミーコモン(千代田区神田駿河台)、【右】東京大学・安田講堂(改修工事中、文京区本郷)、2015年01月13日

そういった意味で、例えばリアルな大学のキャンパス等は大切ですね。昔、お正月のテレビコマーシャルに「おせちもいいけどカレーもね!」というフレーズがありましたが、私は言いたい。「MOOCもいいけど、(本物の)大学キャンパスもね!」。


※参考資料:
「反転授業」とは何か? 成績が大幅にアップとの報告も【争点:教育】、The Huffington Post、2013年09月26日
Massive open online course、Wikipedia、最終更新2014年04月16日
予備校(リアル)のメリット、ネット塾ジャーナル、2013年06月28日

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