昨日は、「情熱大陸」(坪田信貴)をご覧いただきありがとうございました!
・・・放映前からなかなかすごい反響でしたが、放映中や放映後は、それこそ今まで結構テレビに出させて頂きましたが、別次元の反響でした。そう。STORYS.JPにさやかちゃんの話を投稿した次の朝の、今何かが起きている「うねり」のような感覚です。・・・
※青藍義塾 塾長のひとりごと、坪田信貴、2014年09月22日
「情熱大陸」(TBSテレビ、毎日放送)、見ました。坪田信貴先生(青藍義塾塾長)の長時間の肉声、実は初めて拝見させて頂きました。教員関係の方って、情熱的な方は多いと思うのですが、坪田先生もその一人です。さらに、彼は非常に前向きでポジティブ、かつ頭脳明晰で、独自の方法論・解決策を持っています。
また、心理学にドップリ傾倒していた学生生活を送ってきたためか、割と客観視できるクールな一面も持ち合わせています。優秀な人は「熱いココロと冷静なアタマ」を両方持つ、と言われますが、彼はまさにそれです。稀有な先生だと思います。
やる気を引き出す
とにかく生徒のやる気を“引き出す”のが抜群にうまい。心理学のベースがそうさせているのでしょうが、それにプラスして、坪田氏の楽天的な(ノーテンキな?)パーソナリティが、今の子どもたち、いや大人たちも動かすのでしょう。恐れ入りました。
それにしても、「生徒のやる気を引き出す」と簡単に言いますが、それはそれは難しいことです。教育現場において、「モチベーション」が最も難しいファクターの一つであることは、間違いありません。生徒は十人十色ですからね。あの東進ハイスクール講師の林修先生でさえ、(最終的に)生徒が勉強するかしないかはわからない、と言っています。
しかし、坪田氏は心理学的に9つの性格タイプに分け、そのタイプ別に指導しています。これは革命的にスゴイことだと思う。つまり、システマティックにやる気(モチベーション)を引き出すのです。雲をつかむようなモチベーションに関して、良い意味で“機械的”に対応する。これは誰もが真似できる芸当ではありません。
理想の教育の一形態
私は「ネット塾」系の台頭で、従来の学習塾や予備校、はては小中高校から大学までの「学校」というものが意味をなさなくなり、いずれ淘汰・消滅する運命にあるのではないか、と思っていました。しかし、坪田先生の教育現場での指導を垣間見て、少し考えを変えました。
たぶん理想の教育形態の一つは、やはり、教室や学校などで教師と生徒がマンツーマン(対面)で進めていくものです。そして、ネット塾などのeラーニングはあくまで教材の一つにすぎない(非常に優れた教材ですが・・・)。すなわち、リアルな学校や塾がメインであり、eラーニングはサブ的な存在である。これが一つのあるべき姿であろうと、思うに至りました。
坪田先生、ありがとう! そして、思ったのですが、ネット塾系で比較的オーソドックスな予備校タイプといえば「秀英iD予備校」です。秀英iD予備校では映像授業が中心なのですが、オーソドックスなテキスト・問題集も併用します。リアルな塾・予備校にちょっと近い感じです。もしかしたら、ネット塾の一つの理想形なのかもしれません。
※参考資料:
・ 坪田信貴(学習塾 塾長): 情熱大陸、MBS(毎日放送)、2014年09月21日放送
・「ビリギャル」の立役者!学習塾塾長・坪田信貴の教育メソッドに迫る、テレビライフ、2014年09月20日
・名古屋の個別指導塾 青藍義塾
・“無料”のネット塾、ネット塾ジャーナル、2013年02月21日