スマホ、成績に好影響?

授業中のスマホによる文字発言が参加意識の向上に
デジタル・ナレッジは12月20日、「スマートフォンによる参加型授業の実践と文字発言の効果」研究結果を発表した。授業中の文字発言を取り入れた結果、授業への参加意識の高まりや授業内容の理解の深まりに効果があることが明らかとなった。・・・

リセマム、2013年12月20日、引用

前回の記事「スマホ、成績に悪影響?」と真逆ともいえる話なのですが、スマホを授業に取り入れて、双方向のコミュニケーションがうまくいった例です。心ある学生は授業に能動的に参加したいんだよね。スマホを使った参加型授業といっても、今回において具体的には、授業中にアンケートや文字発言(コメント?ツイート?)をうながすスタイルだそうです。

授業中に手を上げて、あるいは当てられて発言するのは、ちょっと(いや、かなり)恥ずかしいと思う。しかし、スマホによる文字発言だと、カンタンに気軽に発言できる。プレッシャーが少ないからね。この発言のしやすさがポイントで、学生側からもたくさんの発言が出て、学生の間でも「たくさんの人の本音が聞けた」という感想もあったそうです。

さらに、学生同士の文字発言を引用するなど、議論の広がりも “容易” で、いわゆる「学びあいの現象」も出てきたそうです。これらはいかにもインターネット・エージ(世代)である若い学生らしい現象でしょう。スマホによる文字発言を授業・講義に取り入れると、学生は積極的に授業参加が進み、結果として授業内容も充実し、その理解も深まるようですね。

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