スマホ、成績に悪影響?

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※写真:日本経済新聞、2013年12月19日

スマホ長時間、成績に悪影響
勉強時間が同じでも、スマートフォンを長時間使う中学生ほど成績が低下することが18日、仙台市教育委員会と東北大の共同調査で明らかになった。調査を担当した東北大の川島隆太教授は、電子機器の長時間利用が脳の働きを混乱させ、集中力も下がると指摘、「使用は1日1時間以内を意識してほしい」と話している。・・・

家庭で2時間以上勉強する生徒のうち、スマホや携帯電話を全く使わない生徒の数学の平均点は74.7点だった。1時間未満の使用も75点だった。それ以上は時間が増えるほど成績が落ち、4時間以上は57.7点。・・・
仙台市教委と東北大が調査、時事ドットコム、2013年12月18日、引用

スマホ(スマートフォン)が悪者になっていますね。確かにあれだけ便利で魅力的な機器が、いつでもどこでも利用できるわけで、スマホを携帯する子どもたちが勉強しなくなるのも当然です。(スマホを使う時間)1時間未満=75点が、4時間以上だと57点に、数学の点数が大幅ダウンらしい。スマホ使用時間が1時間増えるごとに5点くらい成績ダウンする感覚でしょうか。

学習は脳内占有率で決まる

そもそも勉強の成果は、脳の占有率(脳内占有率)で決まる。これはハーバード大学出身でアクティブラーニング代表取締役社長の羽根拓也氏が唱えています。「さ~らりとした」と聞くと「梅酒」が連想されるのは、テレビコマーシャルで何度も聞かされた結果であり、言い換えれば、脳内占有率が高まった結果であるそうです。

したがって、「脳内占有率を一定以上にあげると、学習が物理的に発生する」という法則から、スマホと学業成績との “逆” 相関関係はあり得ます。「スマホ」に夢中で、「勉強」をしなくなる・・・というわけです。

スマホ “で” 勉強

しかし、もしスマホ “で” 勉強したら、スマホと学業成績との “正” の「相関関係」も成り立つはずです。つまり、スマホでの勉強に夢中になればいいのです。例えば、やはり前述の羽根氏がWindows開発でも実績のある中島聡氏と共同開発したノイチューター(neu.Tutor)。このスマホ・アプリ(iPhone)を使えば、1ヵ月に2,000単語(!)は覚えられるそうです。


ポイントは脳内占有率であり、勉強すなわち学習は脳内占有率で決まる。従って、スマホの遊びに夢中な中学生は当然、勉強しなくなり、成績は大幅にダウンする。しかし、もしその中学生が「スマホアプリで勉強に夢中」になれば、これまた当然、成績はアップするでしょう。

スマホ悪者論は実は全てではなく、学業成績は脳内占有率と深くかかわっているのです。

※参考資料:
ノイチューター(neu.Tutor)、ネット塾ジャーナル、2013年03月17日
neu.Tutor、iPad iPhone Wire
羽根拓也さんインタビュー:社員の「学ぶ力」を劇的に変える方法、『日本の人事部』、2008年02月14日
【イベントレポート】アクティブラーニングで変わる勉強のあり方、もしくは能動的な語学習得のためのヒント、GREAT GEEKS、ITmedia オルタナティブ・ブログ、2012年11月06日

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