ノイチューター(neu.Tutor)

アクティブラーニング

実は3年ほど前から筆者は中国語に興味があるのですが、なかなか身に付きません。情けないことに単語もほとんど覚えられません。これはもう歳かなぁ・・・とあきらめていました。そこに、ひょんなことから羽根拓也教授のことを知りました。彼はハーバード大学で「優秀指導証書」を獲得したこともある優秀な先生で、アクティブラーニング(Active Learning)を提唱しています。

これは何かというと、言葉の通り「能動的な学習をする」ということ。コツは少しづつはじめて、進歩を感じられれば、しめたもの。あとはクルマの車輪よろしく、学習者が自分でドンドン能動的に学んでいく。私はそう解釈しています。

ノイチューター

その羽根教授がノイチューター(neu.Tutor)なるiPhone用のアプリを開発しました。下記がその解説動画です。


これはすごい。約20年におよぶ羽根さんの「教育」における研究・指導経験が凝縮されているというフレコミですが、まさにそう感じます。学習とくに記憶定着において世界最強の学習アプリでしょう。その証拠にあの「日本e-Learning大賞」(スマート学習部門賞)も受賞しています。

一日に500単語?1ヶ月で2000単語!

羽根教授は、もし学習者の横につきっきりで指導すれば、一日に500単語くらい覚えさせる自信があるそうです。それも英語、中国語問わず、その他のあらゆる言語でも同じで、すでに実験でも成果が出ているらしい。

ポイントは前述したとおり、小さな量の単語からはじめて、学習者に進歩を感じさせ、少しづつ増やしていく。カード学習なので、飽きないようにカードの見せ方や配り方を工夫する。そして、わずか1ヶ月で2000単語を、ある学生は覚えそうです。そういったアルゴリズムが、このノイチューターにインストールされています。

自分自身で教材を作れる

またこのアプリの2つ目の利点は、自分自身で教材を作れるという点です。押し付けではない自分独自のアプリを、iPhone上で(あるいはneututor.com上で)作れます。これを「デッキ」と呼んでいます。自分のデッキを作成できるわけです。

さらにそのデッキを友達と共有できる。ソーシャルネットワークの仕組みも取り込んでいます。それらを考慮すると、現時点で“世界最強”の教育・学習アプリの一つである、というのもうなづけます。



私の印象としては、これはある種のフラッシュカードで、それをインターネットと強力に連携したカタチです。さらに、いつでもどこでも手軽に使えるiPhoneの利点も活かしていますね。すばらしい。

またノイチューターは、人間の持っている「短期記憶」を十分に活性化させる感じです。それを繰り返し、「長期記憶」につなげるようです。このあたりのノウハウは羽根教授ならでは、だと思います。

トラディショナルな教育に比べ、能動性・主体性を求められるネット塾(インターネット学習塾・予備校)ですから、アクティブラーニングとの相性も良いと思います。ノイチューターそしてアクティブラーニングのノウハウを大々的に導入してくるネット塾も出てくるでしょうね。

※参考資料:
・「neu.Tutor」、http://www.neututor.com/
・「Active Learning|アクティブラーニング」、http://www.als.co.jp/、株式会社アクティブラーニング
・「羽根拓也さんインタビュー:社員の「学ぶ力」を劇的に変える方法 – 『日本の人事部』」、https://jinjibu.jp/article/detl/keyperson/230/、2008年2月14日
・「neu.Tutorマニュアル(Speed編)」、https://www.facebook.com/note.php?saved&&note_id=416130715115285、羽根拓也氏、2012年9月16日


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください