林先生vs.子育てママ(7)

>> 前回の記事より続く
フジテレビ「あすなろラボ」の「実験。林先生は子供の勉強で困っているお母さん達の悩みを解決できるのか?」の続きです。引用部分は、一部改変・省略していますが、おおよその口述筆記です。

躾け②:姿勢

林修先生は、子どもの偏食は改善すべきで、もし改善されなくても、改善させようとする親の「姿勢」も大切だと主張しています。さて、ここで「姿勢」という言葉が出てきました。まさにこれが今回のメインテーマです。

躾ける。何を躾けるんですか。子どもに注意すること、一番しなければいけないことは何ですか。昔は “それ” を子どもに物凄くうるさく言ったんですよ。なのに、いつの間にか(誰も言わなくなってしまった)。

「姿勢」です。「姿勢」が全てなんです。

なんで集中力が無いか。集中できる姿勢ができていないからです。なんで宿題ができないか。きちんと座って宿題できる姿勢ができていないからです。姿勢の良い不良って、みたことあります? やっぱり姿勢の良い子って成績の良い子が多いんです。

昔は姿勢が悪かったら、物凄く注意されたんです。ものさしでピシャッとやられたりとか・・・。家でも学校でも。今それ注意されてます?

(子育てママ)・・・しない。しない。
机の前で2時間勉強できるということは、2時間勉強できる姿勢をしているかどうかなんです。

つまり「集中できない=集中できる姿勢が訓練されていない」ということだそうです。なるほど。さらに先生は、その他の様々な子どもに関する問題も、「姿勢が悪い」ということから生じている、と言い切った。

脳の容量と姿勢

ここで林先生はヘッケルの反復説を紹介します。「個体発生は系統発生を繰り返す」と板書されます。ちなみにヘッケルの反復説自体は、一人の赤ちゃんがおなかの中で「受精卵→胚→胎児」となるが、それはヒトが種として「単細胞→魚類→ヒト」へと進化する過程と似ているとする説です。

つまり、「一つの種が進化していく過程」と「一つの固体が成長していく過程」は似ている。ヒトに例えれば、「人類の進化の過程」と「ひとりの子どもの成長過程」は似ているわけです。

進化論ってご存知ですよね。よく世界史や日本史の教科書で、サル→猿人→原人→旧人→新人とある図(絵)です。


※図: 日本史ウオーキング、HARUKOの部屋、リンク

(進化の過程では)脳の容量が全然違うわけです。背中が曲がっていると、脳に重量がかかるので、脳が発達しないのです。つまり今の人間がこういう形になったのは、直立で歩いて、重力がストレートに下にスポッとかかる。だから脳が自在に・・・いや自在にとまでは言いませんが、脳が大きく成長したんです。

先生いわく、3歳の子どもの脳はハッキリ言ってサルの脳だそうです。サルはそのままサルの脳で終わるが、ヒトは、幼児期はサルの脳でも、遺伝子のおかげでだんだんヒトの脳に成長する。

しかし、その幼児期に姿勢が悪いとどうなるか。背骨が曲がっているとどうなるか。極言すれば、その子の脳はサルもままで止まり、ヒトの脳に成長しない。ヒトの「姿勢」になって始めて、脳がヒトとして成長する。背中が曲がっているのはサルの姿勢です。幼児期に背中が曲がっていると、その子はサルもままでヒトに成長しない。

このように3歳から10歳の子どもで、背中が丸いと、それはまさに致命的です。だから昔の人は子どもに姿勢を良くしろと、厳しく指導した。
>> 続きは後日へ

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※参考資料: 反復説、Wikipedia、最終更新2013年06月08日

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