センター試験廃止へ

20130606_nikkei
※日本経済新聞、2013年06月06日

「センター試験廃止へ」・・・日経新聞一面にドンと出ました。大学受験において革命的(?)な方針転換ですね。

一発勝負から複数試験に分散

今のセンター試験は一発勝負なので、それを2年間位の一定期間の複数試験に分散化しようという話です。それにより、大学側はより正確な学力測定を可能にし、学生(生徒)は勉強へのモチベーションを高く維持しやすくなります。少なくてもそういう想定は成り立つ。

米国では、SATに小論文、面接などを複合的にチェックし、大学の選考を行います。リーダーシップなどもチェックされ、生徒が持つ特徴・特長が大学受験に反映される。従来の日本にみられるような画一的な教育スタイルではなく、個性を重視した伸び伸びとした高校・大学教育が実現している、とされています。

平均的で凡庸な生徒に厳しい?

良い面ばかりが強調されますが、平均的で凡庸な生徒にとって、かなり厳しい米国の受験システムらしい。米国スタイルというのは、東大総長の言う「タフでグローバルな」人材育成という方向に近い。つまり、基礎学力プラス「何か尖った」人材を良しとする教育システムです。

米国でも、一芸に秀でるでも、百芸(?)に秀でるでもいいのですが、何か “特徴・特長” をアピールする必要がある。何の特徴もない、平均的で受身な生徒だと、なかなか米国の大学教育において良いポジション(=平均的なポジション)をとるのも難しいようです。

まぁ、日本も失われた20年を通じ、従来の真面目で優等生的な教育プログラムでは、もはや国の経済をドライブするような人材は輩出されない。文部科学省も「タフでグローバルな」教育方針に舵を切ったようですね。

※参考資料: 東大卒業式「タフな人生を」、ネット塾ジャーナル、2013年03月30日

    

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