電子ノート 授業に活用

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ソニーは13日、9月から早稲田大など私立大学3校と、同社製のA4サイズの電子書籍端末を使って教育現場の電子化を進める実証実験を始めると発表した。教師がインターネット経由で資料や課題を配信し、学生が書き込んだり、ほかの学生とメモなどを共有して共同で課題に取り組んだりする。・・・
※日本経済新聞、2013年05月14日、引用

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きましたねぇ。ソニーが教育機関、それも大学に初期ターゲットを絞ってきました。

ソニーが早稲田、立命館、法政の3大学に、2013年度の下期から実証実験をするそうです。そのなかでソニーは、学校側のニーズを取り込み、早ければ今年度中に商品化を目指す。

端末名は「デジタルペーパー」だそうで、タブレットというより電子書籍端末というべきか・・・。重さは358グラム。これはiPad mini並の軽さです(308グラム)。Kindle Fire HD(Kindle Fire HD 16GB タブレット)の395グラムより軽いね。

教師も学生も手が抜けない(?)

こうなってくると、大学生もより一層勉強しなくてはいけない。友達のノートをコピーして、定期試験だけうまく乗り切る・・・なんていうごまかし(?)は通用し難い。さらに、教師も手が抜けない。教材がリアルタイムに24時間365日共有されるわけで、教師は常に良い情報を配信せざるを得ない。

大学教育も、タブレットによる電子化が進むと、すなわち大学のネット塾化で、その教育の質・クオリティが大きく問われそうです。大学はレジャーランドなどと言われた牧歌的な時代は、過ぎ去ったのです。

※参考資料: アップル – iPad mini – 技術仕様、Apple Inc.


Kindle Fire HD 16GB タブレット

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