・・・3年前、OECDが成人(16~65歳)を対象にしたスキルの調査(PIAAC:国際成人力調査)を行いました。調査は読解力、数的思考力、ITを活用した問題解決能力の3分野からなり、日本は数的思考力と読解力の2分野で、男女ともダントツで一番でした。ただ、ITを使った問題解決能力だけは、OECD加盟国35カ国のうち調査を行った24カ国の平均にまで下がってしまう。・・・
※「人口減」をイノベーションで好機に変えよ、Yahoo!ニュース、2016年11月02日
男女ともダントツで一番
おお~、読解力と数的思考力は「男女ともダントツで一番」。すごいねぇ~! 住んでいると気が付かないけど、日本人って世界一賢いんだね。いくら魚好きでDHCを食事でとっているとしても、日本人が生まれつき賢いわけではなく、やっぱり「教育」の力は素晴らしい、いや凄まじい。とくに「数学」を学生時代に敬遠していたわたくしにとって、「数的思考力」が世界一というのは、”驚き、桃ノ木、20世紀” です。ハイ。
ちなみに、「驚き、桃ノ木、20世紀」はI am so surprised like a peach tree.と訳すそうです。??・・・んなわけねぇだろ! 失礼しました。上の動画のピコ太郎は、あれ、わざと通訳しにくい(通訳できない)オヤジギャグをかましているね。これも日本人が持つ世界一の「読解力」のタマモノか??・・・んなわけねぇだろ! 失礼しました。
伸びしろも十分!
「ITを使った問題解決能力」はOECDの平均値らしく、イマイチですが、逆に言えばそれだけ伸びしろがあるということですよね。これはあくまで16~65歳のスキル調査なので、なるほど確かに還暦前後の世代はまだまだITスキルは高くない。それに日本は英語圏というかアルファベット語圏でないので、コンピューター・プログラミングにおいてデメリットというか不利な状況下ではあります。
でもそれでもOECDの平均値程度のスコアを叩き出すわけで、日本人のITスキルは素晴らしい。ちなみにイギリス、アメリカ、韓国は、日本より「下」ですから・・・残念! (失敬!)
つまりこれらレベルの高い “成人スキル” の原動力が主に教育システムに起因しているとしたら、今の日本の教育システムは実に優れているということになります。優秀なんです。我が国の「教育」環境は。自信をもっていいのかもしれません。がんばれ!ニッポン!