ガッツポーズをあえてしない


※【作新学院―北海】多間にマウンドを託して降板する北海の先発・大西(右)=阪神甲子園球場で2016年8月21日、幾島健太郎撮影
高校野球:第14日決勝戦 北海(南北海道)―作新学院(栃木)、毎日新聞、2016年08月21日、引用

そつのない攻撃では決してなかった。ミスも少なくなかった。それでも、彼らは負けなかった。北海(南北海道)が88年ぶりの甲子園ベスト4進出を果たした。彼らの戦いぶりで際立っていたのは、常にどんな時も冷静な精神状態を保つということだった。どんな試合展開になっても、試合をものにしていく強さがある。

エースでキャプテンを務める大西健斗は、こう語る。
「一喜一憂しないでプレーすること。そうすることで、試合中の物事を冷静に見られたり、プレーにつながっていると思う」

北海はなぜガッツポーズしないのか。甲子園では珍しいスタイルの「理由」。、Number Web、2016年08月19日

これはある意味、島国ニッポン人に合っているメンタリティーを活用した例かもしれない。よく外国人に「日本人は喜怒哀楽をあまり表さないので、何を考えているかわからない」と言われる。まさに同感だが、スポーツの場では時に(例えば甲子園の高校野球)、私生活のうっぷんを晴らすかのように喜怒哀楽を露わにする。

バレーボールで、いちいち喜びまわる不可解

一番顕著な例がバレーボールで、なんで1ポイント入る毎に、いちいち喜びまわるのか・・・。筆者は疑問に感じていたのですが、今回の甲子園・高校野球の北海高校が「喜怒哀楽をおさえて」準優勝したことで、自分の疑問に自信を持ちました(?)。つまり、喜怒哀楽を出し「過ぎる」ことは、スポーツとりわけチームスポーツにとってデメリットのほうが大きいと思うわけです。

北海高校の川村友斗内野手も「・・・浮き沈みしないで、試合をやっていくことが大事だと思います。ホームランにしても試合の中の1つのプレーなので、まだ試合に勝ったわけではありません。(ガッツポーズをしないことが)冷静なプレーにつながっていると思います。チーム内で我慢して戦っているという意識は強いです」(上記北海はなぜガッツポーズしないのか。甲子園では珍しいスタイルの「理由」。より)という。

メンタル上での「我慢」

なるほど。メンタル上での「我慢」が大切なのですね。我慢しすぎてもストレスが溜まっていけないと思いますが、少なくても野球の試合中は感情を「我慢する」。ホームランを打とうが、エラーを連発しようが、喜んでも落ち込んでもいけない。努めて冷静に試合をすすめる。その代わり試合が終われば、感情を爆発(?)させるのでしょう。

メンタルを安定させる重要性は昔から周知されていますが、以前フジテレビ系の「ホンマでっか!?TV」で、豊臣秀吉と徳川家康は「精神的に安定していた」という分析を知った時、まさに腑に落ちました。逆に織田信長と明智光秀は精神的に不安定だったそうです。

実は短期的には「精神が不安定」な方が突破力や瞬発力、潮流を読む力等に優れているみたいで、結果を出しやすい傾向もありそうです。単純に精神的に不安定だから悪い、とは言い切れません。しかしながら、中長期的にはやはり安定した精神性が成功のキーになるでしょう。受験勉強も一喜一憂せず、淡々と安定的にこなしていく姿勢が、成功のパターンかもしれません。

※参考資料: ホンマでっか!?タイプ分け診断の結果!短所長所であなたが何タイプか分かる!、最終更新日2016年01月28日

 ビジネスマンのためのメンタル・タフネス


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