Pokémon GOならぬ “Study GO”?

Pokémon GO(ポケモンGO)が大人気でなかなかの社会現象になっています。友人(御年50歳)は趣味の登山や居酒屋で飲んでいる時でも、ところかまわず(?)モンスターをゲットしています。そのうちスマホ(スマートフォン)も壊れちゃうんじゃないかと思うのですが、それでもやはりポケモンGOは面白いみたいですね。

画像: Pokémon GO – Nianticより

人間はゲットする動物

ゲームはゲーム、現実は現実なのですが、このゲームはちょっと現実チックというか、まさに人生を凝縮しているかもしれない・・・なんて、のたまっております。確かに現実生活でも、仕事上の「契約」や様々な「取引」をゲットしますし、お店に行けば様々な「商品」をゲットしますし、人間関係でも恋愛でも人の「心」をゲットするわけです。そもそも人間は朝昼晩の「食事」をゲットし続けているわけで、ポケモンをゲットするのと相通ずる(?)ところです。人間はゲットする動物という側面があるのです。

そしてネット塾その他で勉強している受験生のみなさま。試験に必要な知識・情報を次々ゲットするのが「受験勉強」だとしたら、まさにPokémon GOならぬ “Study GO” という発想もアリです。机の上で黙々と勉強するのもいいですが、Pokémon GOよろしく家の外に出て受験勉強するノウハウが流行るかもしれません。スタディサプリでスタディGOなんて、リクルート社(リクルートホールディングス)は言い出すに違いない。

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五感を使ってゲットした情報は身に付きやすいと言われます。「三平方の定理」は、古代ギリシアの数学者・ピタゴラスが直角二等辺三角形のタイルをふと見て “ピタッと” ひらめいた、という逸話は有名です(だからピタッゴラス?)。抽象的な理論の連続である数学でさえ、このような逸話があるくらいです。机の上で勉強するだけでは、真に優秀な “受験生” にはなれないのかもしれませんね。


※画像: 「三角形」、園長さんのガーデンライフ、2010年08月15日

※参考資料:
Pokémon GO、Wikipedia、最終更新2016年07月30日
現実世界でポケモンゲット–位置情報スマホゲームを「Ingress」のNianticらと開発、CNET Japan、2015年09月10日
ピタゴラスの定理、Wikipedia、最終更新2016年07月28日

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