的確な答案をつくり上げるには

資格試験で問われるのは単純な知識ではありません。制限時間内に的確な答案をつくり上げる力があるかどうかを問うものです。・・・

ラクして受かる勉強法、Chapter1>「合格という結果」にこだわることで成長できる、鈴木秀明(著)、すばる舎、2012年

いや〜、東京大学理学部ご出身のMr.「資格マニア」鈴木秀明氏はやはり言うことが違う。彼の提唱する勉強法は従来の「足し算」の学習ノウハウではなく、「引き算」の発想なんです。そして、ただ無駄を省けばいいという単純なものではなく、「的確な答案をつくり上げる」というイメージです。とてもクールですなぁ。

「気合いと根性」はNG

クールといえば、この鈴木先生。受験勉強への姿勢というかモチベーションの上げ方も独特で、クールに俯瞰せよ・・・と言った趣です。

「なにがなんでも今年合格する!」という考え方は持たず、あえて一歩引いたスタンスで臨むほうが最終的にはよい結果を生む・・・。それくらいのスタンスで挑んだほうが、ゲームのようにプレイヤー(自分)の実力や状況を第三者的な視点から客観的に見ることができる・・・

ラクして受かる勉強法、Chapter1>試験合格自体を目的にしない、鈴木秀明(著)

そして彼はこうも結論づけています。「気合いと根性でなんとかする!」というような姿勢は、スポーツや格闘技の世界ならいざ知らず、試験勉強においてはあまりいい結果を生みません。(同上、引用)


おお〜、同姓同名の格闘家「鈴木秀明」は全日本キックボクシングのフェザー級チャンプでしたが、彼はまさに「気合いと根性でなんとかする!」タイプ。しかし東大ご出身の「鈴木秀明」先生の場合、この「気合いと根性でなんとか!」というメンタリティーは受験にプラスにならない、と看破しています。

全体を俯瞰して、ラクに対応

出題範囲が限られる一部の試験ならともかく、難関の大学受験や難易度の高い資格試験だと、やはり出題範囲が広い。全体を俯瞰して、戦略的に対応していかないと、とても合格にはおぼつかない。頭を冷やし、落ち着いてクールに考え、ストラテジックに受験準備することで、「制限時間内に的確な答案をつくり上げる」ことができる。

スポーツでもそうですよね。かつてのプロ野球のレジェンド「江夏豊」投手も昔テレビで言っていたのですが、キャリアの後半は毎日のようにチームがピンチの場面でリリーフとしてマウンドに上がるわけです。まぁ生真面目に考えていたらやってられない。

「しょせん野球なんて子供の遊び(の延長)だよ」(主旨)みたいなラクな気持ちで、すなわちプロ野球なんて単なる娯楽に過ぎないと、”あえて” 軽く考えて投げていたそうです。そうすると不思議なことに相手バッターや塁上の走者の状況も見えやすい。逆にガチガチにくそ真面目に考えていたら、ボールも走らないし良いところにも決まらないそうです。

まぁ試験でも、いくら気合いを入れても、知識がないと解けない問題がほとんど。根性論よりも、結局クールに学習を進めていったほうが合格しやすい。試験なんて「時間内に的確な答案をつくり上げる」作業に過ぎないのですから。

※参考資料:
資格マニア鈴木秀明のシカクロードより道、ブログ
鈴木 秀明 All About、All About, Inc.
鈴木秀明 (キックボクサー)、Wikipedia、最終更新2009年08月23日

 江夏の法則―草野球バイブル

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