楽天はアルクから生まれた?

ご存知です? あの楽天の三木谷浩史社長(代表取締役会長兼社長)は、若き銀行員時代、ハーバード・ビジネス・スクールに留学するため、ウォークマンでアルクのヒアリングマラソンを聴いていたということを・・・。ちょっと長いですが、そのくだりを引用したいと思います。

僕が英語の勉強を本格的にはじめたのは、大学を卒業して、日本興業銀行(現・みずほ銀行)に就職後まもなくだった。興銀の留学制度を利用して、ハーバード・ビジネス・スクールに留学したいと思ったからだ。・・・

毎朝6時半に出社して、当時、興銀の地下に設置されていたLL教室(外国語学習のための視聴覚設備を整えた部屋)に直行し、始業時間の8時20分まで英語を勉強した。昼休みも食事を早めに済ませて30分、仕事が終わってからも飲みに行く日以外は英語の勉強に費やした。・・・

週に1〜2回は英会話教室に通ったり、外国人の知人の奥さんに個人授業をしてもらったりもした。週末も英語を勉強した。歩行中はウォークマンでアルクのヒアリングマラソンを聴いた。・・・
たかが英語!、三木谷浩史・著、講談社、2012年、55-56頁

そして三木谷さんは英語にかける努力が結実し、興銀に入行後およそ1年半で、米国大学へ留学するための英語力試験TOEFLで基準点を満たした。さらに行内の選抜試験を経て、銀行に入って3年目という比較的早い時期にハーバード・ビジネス・スクールに留学できたのです。

楽天は2012年に英語を社内公用語化しましたが、そのルーツ(のひとつ)は創業社長の三木谷さんがMBAをハーバードで取ったからであり、そのために若き日の彼はヒアリングマラソンを歩きながら(だからアルク?)聴いていたわけです。

1000時間が語学の目安

ヒアリングマラソンというと “1000時間ヒアリングマラソン” よろしく「1年で1000時間」などと言われますが、まさにこれは三木谷さんの主張と一緒。彼も楽天での仕事で、海外から来日する外国人社員がおよそ3ヶ月で日本語を(会話レベルで)マスターするのを目の当たりにして、「1000時間が語学の目安だな」と感じたようです。

日本で仕事をし、日本に(仮に)住めば、少なくても一日10時間は日本語漬けになる。3ヶ月≒90日=900時間で、まぁだいたい3ヶ月≒1000時間という計算になる。なるほどね。1000時間というボリュームが語学のキーとなるわけです。

「1000時間ヒアリングマラソン」本物の英語が身につくアルク人気No.1講座!

とにかく語学教育では定評と伝統のあるアルクの「1000時間ヒアリングマラソン」。楽天の三木谷社長もかつてご自身の英語教材に活用し、今でもその “1000時間理論” を推奨するくらいです。1000時間のヒアリング(リスニング)を、試みる価値はある!

たしかに1000時間、英語を聴き続けるのはちょっと忍耐力が要ります。でも例えばこのヒアリングマラソンなら、アルクが厳選する鮮度抜群の生きた英語を「多聴」&「精聴」することで、効果的に英語学習が進むと思います。

アルク 1000時間ヒアリングマラソン 新LP

※参考資料:
三木谷浩史、Wikipedia、最終更新2015年07月24日
楽天、Wikipedia、最終更新2015年08月26日
1000時間ヒアリングマラソン、アルク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください