アラフィフおやじの私は、今や立派なメタボ予備軍。よってコレステロールの多い卵は控えたほうがいいと、妻にも子どもにもしょっちゅうご指摘(お叱り?)されています。ああ〜、卵大好きなのに〜、と日々心の中で嘆いているのですが・・・。
しかし、下記の吉田たかよし医師の記事を見てください。卵は記憶力アップに十分貢献しているのです。うれしい!
脳の中で主に記憶のために使われている神経細胞は、情報伝達に「アセチルコリン」と呼ばれる物質を使っています。そのアセチルコリンの材料になるのが卵や大豆に含まれるフォスファチジルコリンなのです。・・・
日中、頭を使うと、アセチルコリンは次々と代謝されていきます。だからこそ、朝、フォスファチジルコリンがたっぷり含まれている卵や大豆を食べるのがいいというわけです。・・・
最新の医学では、卵を食べて少々コレステロールが増えても、まったく問題がないどころか、脳にとってはむしろコレステロールが高めのほうが機能は高まることがわかってきました。・・・
※なぜ、東大生はカレーが好きなのか 脳を鍛える最強の食事術、吉田たかよし(著)、祥伝社、2010年
コレステロール高めでもOK
脳にとってはコレステロール高めのほうが “機能は高まる” そうです。つまり、卵を食べてコレステロール値が少々高めになる程度なら、実は脳にいい影響があり記憶力もアップする。少なくても一日に卵2個までなら、脳梗塞や心筋梗塞などの心配もないので、食べるべきだとのこと。吉田先生も毎朝1個は卵を食べているそうです。
脳や記憶力とアセチルコリンは密接な関係があるわけで、そのアセチルコリンの材料「フォスファチジルコリン」が卵や大豆にたっぷり含まれている。なるほど、進学や資格試験を控えた受験生たちは卵や大豆はきっちり摂取すべきですね。さっそく私も朝食には卵かけご飯に納豆・味噌汁を食べるようにしたいと思います。