インプット、コミュニケーション、アウトプット

・・・ホモ・サピエンスの最大の特徴は言語である。文章をきちんと人にわかるように構成し、それを表現する訓練は、仕事をしていくうえでも欠かせないものだ。つまり、アウトプットするということは、コミュニケーションすること、情報を取ることと同じかそれ以上に等しくビジネスマンにとって重要な能力なのである。・・・

平日は毎日800字「つぶやき」で思考整理 -マネックス証券社長兼CEO 松本 大、PRESIDENT Online、2015年05月26日、引用

数学はカネになる

「インプット、コミュニケーション、アウトプット」がビジネスパーソンにとって重要である・・・か。さすが、日本を代表する証言会社社長の松本大さんですね。シンプルにして的を射ている。そして重要な部分をすべてをカバーしている言葉(主張)です。

松本さんは伝説の債権トレーダーのジョン・メリウェザー氏の部下となり、ソロモン・ブラザーズ時代には得意の数学を駆使して、債券先物オプションで荒稼ぎ(?)をしていたそうです。ゴールドマン・サックスでも、円のデリバティブのプログラミングを一手に引き受けていたらしい。

やっぱり「数学」はカネになるのです。

コミュニケーションおよびアウトプット

でも、彼は決して数学オタク・金融オタクではなく、ヒューマンコミュニケーションを軸に、情報の入出力を常に行い、自身の成長を続けてきました。その人間性も超一流と言われています。そのおかげか(?)、テレビ東京のトップ・アナウンサーの大江麻理子さんと、めでたくご結婚されました。昨年9月ですよね。おめでとうございます。

教育、特に学校教育という場では、どちらかというとインプット中心の行為・活動がメインです。しかし、教育効果をアップさせるには、コミュニケーションおよびアウトプットの場は非常に大切です。単に目の前の(アウトプットである)入学試験などに生かせるというだけでなく、将来ビジネスパーソンになった時にも人生を切り開く重要な能力になりうる。

松本さんのように毎日ネットで800字「つぶやき」を書き続ければ、あなたもわたしも一流ビジネスパーソンになれるかもしれませんね。

※参考資料:
松本大 (実業家)、Wikipedia、最終更新2015年03月17日
ジョン・メリウェザー、Wikipedia、最終更新2015年05月16日
日本の金融業界の天才たち (5) 松本大 (まつもとおおき): 外資系つれづれ、新しい知のインフラ、2010年09月06日
一流のトレーダーと漫画家に共通すること | インタビュー、東洋経済オンライン、2013年09月27日
トレーダーとしての松本大を大解剖(1)数十億円の上場益を捨てた男、ザイFX!編集部、2010年07月30日

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください