受験勉強には「仮眠」も大事

寝不足でウトウトして「使えない時間」が、脳も体もシャープな「質の高い時間」に変わる! ── 仕事、勉強、職場の付き合い、家事・育児など、何かと忙しい今の時代、満足な睡眠を取れず、日中眠くてたまらない! という人も多いでしょう。本書では、そんな「手ごわい眠気」をコントロールする技術を、テレビ東京系『たけしのニッポンのミカタ! 』などメディアが注目する現役ドクターが、科学的見地から教えます!

※『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』、坪田聡(著)、すばる舎、2012年(Amazon.co.jp、引用)

「仮眠」は人間の “心身” に良い

春は眠いですねぇ。うちのカミさんも夕食後すぐにテレビを見ながら「仮眠タイム」。グータラ主婦は太るよ、とつぶやくと、敵はキッとニラミます。くわばら、くわばら・・・言葉には気をつけなければ・・・。

でも、そもそも「睡眠」はむろんのこと「仮眠」も、人間の “心身” に対し良い影響を与えます。もちろん受験勉強など「学習」へのメリットも大きい。「仮眠」も睡眠の一部というか、睡眠不足を補う優れた行為だと思います。

昔は「四当五落」なんて受験勉強に関係しての “ことわざ(格言?)” がありましたが、今はそんなことを主張する人はいなくなりました。知人の東大卒の女性も、試験勉強中はよく寝たと言っていました。まぁこの方は普段から睡眠バッチリとおっしゃっている方なので、事例として適切かどうかわかりませんが・・・(きっと彼女は悩みがないのでしょう・・・?)。

【ネット塾ジャーナル】「脳のゴミ出し」睡眠

東大出身といえば、あのホリエモン(堀江貴文氏)も「寝る時間削ると、確実に効率が悪くなると思う」と言っています。まぁ当然といえば当然のコメントです。しかしそうは言っても、勉強でも仕事でもイロイロ皆さん悩みを抱え、オチオチ眠れない日々もありますよね。僕たちは生身の人間だからね。

1分間仮眠&20分間仮眠

その睡眠不足を補うのが「仮眠」です。ウトウトするだけでも、実はある程度のメリットがあります。「睡眠ガイド」「睡眠コーチ」と異名をとる坪田聡先生によれば、1日に「1分間仮眠」を “数回” と、「20分間仮眠」を “1回” とるのがベストだそうです(『脳も体も冴えわたる 1分仮眠法』)。

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とにかく疲れたら、“1分間目をつぶって仮眠をとる”。この1分間、目をつぶってウトウトするだけで、ある程度の疲労回復効果があるとのこと。人間の体ってすごいよね。これにプラスして「20分仮眠」をどこかで1回取れれば、ベストの仮眠1日スケジュール(?)になります。

長時間の仮眠は逆効果

ただ長時間の仮眠は逆効果で、坪田先生いわく「30分以上の仮眠」はNGです。30分以上仮眠をとると「睡眠慣性」が働き、起きた後もしばらくボ〜っとして仕事や勉強になりません。仕事や勉強の効率アップが目的なのに、そうならない可能性があります。百歩譲って例えば、オフィスに誰もいない休日出勤ならまだ許されるかもしれませんが、ウィークデーの通常勤務でこれはまずいでしょう。

また健康という意味でも「90分以上の仮眠」はNGです。スペイン等“シエスタ”習慣のある国で健康調査したところ、毎日90分以上の仮眠を取っている人は、30分以下の人に比べ “病気になりやすい” というデータが出ています。

シエスタ(お昼寝・仮眠)はカラダに良く、社員のパフォーマンス向上が期待できるということで、取り入れている会社も徐々に増え始めています。しかし、“寝過ぎ” は禁物。やはりトータルに見て、20分くらいの仮眠がカラダにもココロにも良いようです。

受験サプリの「仮眠授業」?

もう一つ、睡眠不足を解消する、というか、不眠解消作戦とでも言うべきノウハウを、受験サプリが “開発!” しました。ご存じですか? そう、「つまらない授業を受けると眠くなる」という人間の反応を逆手に取り、「よく眠れる最適仮眠授業」なる講座(?)を開設しました。


受験勉強の集中力を高めるコツは、最適な仮眠にあった!
そこで今回、「眠くなる」ことだけに徹底的にこだわったよく眠れる授業を開発!頑張る受験生の休憩にオススメです。
絶対に眠くなる?! 最適仮眠授業のこだわりポイント
この授業は、最適な仮眠をとりやすくするために、眠くなるための様々な仕掛けを、科学的に散りばめています。
最適仮眠授業、受験サプリ、引用

まぁ当初、フザケているというかなんというか、開いた口が塞がらなかったのですが・・・。しかし、実はこのサイトをよく読んでみると、科学的見地に基づいた動画授業(講義動画)をわざわざ作ったそうで、日本睡眠学会認定医師の遠藤拓郎先生監修のもとに制作されています。

<受験サプリ>苦手な分野の講義動画を繰り返し見て克服!今なら1カ月無料

至極、真面目な取り組みです。しかも、最適な仮眠をとるための「姿勢」「時間」「準備」という細かいノウハウまで記載されています。前例にこだわらず受験生のことを真剣に考えているというか、手取り足取りというか、とにかく私が思ったワードは「すごい」の一言です。

このような、なんともユニークな試みは、いかにも革新企業の元祖「リクルート社」だと思いました。“眠くなる動画” を真面目に制作するという発想は、他の塾や予備校、eラーニング系業者では決して出てこないでしょう。「リクルート、すごい!」と思わず唸ってしまいました。

また蛇足っぽくなりますが、この「最適仮眠授業」は高校生・大学受験生だけでなく、仮眠したい社会人や不眠に悩む方々にもオススメできるユニークな動画です。眠れぬ夜は、スマホ片手に受験サプリの「最適仮眠授業」を見ながらお休みしましょう・・・ね。


※参考資料:
仮眠、Wikipedia、最終更新2014年09月05日
坪田 聡、All About
四当五落は昔のこと、睡眠健康大学、日本睡眠教育機構(JSES)
仮眠で能率アップ!眠気がなくなる仮眠をとる4つのコツ、NAVER まとめ、更新日2014年08月06日
日本の企業でも少しずつ普及?いま注目のシエスタ制度とは?、@howto、2014年10月17日
写真素材 足成【フリーフォト、無料写真素材サイト】
受験勉強には「仮眠」も大事。受験サプリの100%“眠たくなる”PR動画、AdGang、2015年04月15日

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