「多言語対応」元年へ

1000億円の経済効果、「多言語対応」元年へ

まるで陸続きの国のように、アジアだけではなくアメリカ、ヨーロッパからの外国人旅行者が歩いているのが当たり前。標識や説明書、あるいはお店のメニューなどが複数の言語で書かれている。そんな状況が、数年後には日本の街中に訪れるかもしれない。

実際、小泉政権下の2003年にビジット・ジャパン事業(訪日外国人旅行者の増加を目的とした訪日プロモーション事業)が開始されてから、訪日外客数は増加ペースを急速に高めてきた。・・・

「日本再興戦略」(2013年6月)におけるKPI(政策群ごとに達成すべき成果目標)は、「2013年に訪日外国人旅行者数1000万人を達成し、2030年には3000万人を超えることを目指す」とされており、その一部を達成したことになる。2014年入り後は増加ペースがさらに加速しており、2014年の訪日外客数は1300万人も視野に入る水準である。・・・

東洋経済オンライン、2014年11月18日、引用

ビジット・ジャパン大成功

ビジット・ジャパン政策のもと、クールジャパンを求めて(?)世界中から観光客がやってきつつあります。フランスの8000万人、アメリカの6000万人はともかく、イギリスの3000万人レベルには、10年ちょっとで追いつくかもしれません(人数は概算)。いや、十分にいける勢いです。

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観光客というのは、なんだかんだ言っても、お金を落とす。経済効果は高い。地方でも、補助金など国の予算は削られ傾向にあり、また仮に予算が付いても、まさになんだかんだと制約が多い。税金なのだから当然なのですが、予算をもらう地方自治体等にとって、使い勝手はあまり良くない。

それは地方の住民も同じ。個人レベルで補助金をもらっても、様々な制約というか、要件を満たさなければいけない。けっこう面倒な側面がある。それに自分で稼いだのではないので、個々人の健全な主体性を失いかねない。大げさに言えば、行政依存症というか貧乏人根性(失礼!)が染み付いてしまう。

それに引き換え、海外からの観光客相手の“おもてなし”商売は、当然のことながら、変な制約は全くない。堂々とまっとうな商品やサービスを提供し、代金をいただく。それを何に使おうが、自由だ。もちろん、国民の血税のバラマキでもなければ、それどころか消費税などで税収アップだ。政府も個人もWin-Winだ。

東京オリンピックと語学熱

・・・ということで、ビジット・ジャパン政策10年の歩みと東京オリンピック2020の開催が見事にマッチして、海外からの観光客が年々増えています。前述のとおり、その経済効果はあなどれない。特に地方の場合、お金を日本政府からもらうのではなく、海外から直接もらうカタチになる。日本国の財政への負担はぐっと少なくなるのです。

もちろん、海外のお客様に対する需要で、国内の語学熱は高まり、ひいては日本人の英語リテラシーは(おそらく)飛躍的に高まる。さらに、多言語対応という静かなるブームも起きるでしょう。多分知らない間に、ここ10年でドメスティック気質の日本人が、いつの間にかグローバル人材に変貌するでしょう。ロゼッタストーンのCMではないですが、「この男、ロゼッタ人」になるわけです。


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語学というのはスポーツと同じで、野球のできない人でも毎日キャッチボールをしていると、いつの間にか一応「できる」ようになります。レベルの高い低いはともかく、最低限の英語リテラシーなど、おそらく教育水準が低くない我が国の市民なら10年もあれば、かなりいい感じで身につけられる。

英語リテラシーと経済の拡大

日本は製品加工の貿易立国だった過去は忘れましょう。6年後の東京五輪の開催をキッカケに、英語リテラシーが向上した大量の日本人ビジネスパーソンたちが、なんらかのグローバル・ビジネスの現場で2020年以降も今までにない活躍をするでしょう。更に英語だけでなく中国語やスペイン語、ロシア語など多言語対応が巷で盛んになれば、我が国の経済にとっても大きなアドバンテージになるでしょう。

今は円安が進んでいます。この為替状況が続くとすると、語学が使える几帳面で比較的真面目な日本人労働者が(外国為替上)安い賃金で雇えます。となれば、日本国内の労働市場に注目があたり、日本国内への海外からの投資も盛んになる。外資系企業の日本への進出も増る。と同時に、日本企業の海外進出も促進される。総じて経済の拡大が期待できます。


昨日(2014年11月18日)の首相の言葉ではありませんが、経済は生き物であります。金融は経済の血液であります。よどんではいけない。日本人の語学リテラシーがアップすることで、グローバル人材が増え、(広い意味で)ビジネスの国際化で経済状況が活況を呈すれば、日本経済は改善し復活します。人口減少の問題も軽減されるでしょう。

語学こそ反復継続のeラーニング向け

語学はスポーツと似ていると言いましたが、とにかく飽きずに反復継続が習得の鍵です。そう考えると、“机に座って勉強”スタイルでは、特に忙しいビジネスパーソンなどはとてもではないが続けられない。一つはそれなりに高額なお金を払って、強制的に語学学校に通うという手もある。もう一つは比較的に安価なスマホ(スマートフォン)アプリやネット塾系映像授業などを使って、すきま時間を有効利用して勉強する。

ケースバイケースでどちらが優れているとは言い切れませんが、金銭的なことを考えると、まずはスマホ・アプリ系やネット塾系で語学を“反復継続”してみるのがいいでしょう。どうにもダメなら、高額な語学学校にトライするのもいい。とにもかくにも、やはり今の時代、スマホやタブレットは語学勉強には欠かせませんね。

ロゼッタストーン

※参考資料:
世界観光ランキング、Wikipedia、最終更新2014年10月24日
世界英語力ランキング 日本26位、韓国24位 “カネじゃない”上達の鍵とは?、ニュースフィア、2014年01月30日

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