1万時間の法則

・・・1万時間より短い時間で、真に世界的なレベルに達した例を見つけた調査はない。まるで脳がそれだけの時間を必要としているかのようだ。・・・
天才! 成功する人々の法則、マルコム・グラッドウェル、講談社、2009年、引用(NAVER まとめ)

有名なグラッドウェル氏(Malcolm Gladwell)の「1万時間の法則」ですね。誰でも1万時間練習すれば、エキスパートになれる。実に説得力のある話です。特に努力好きの日本人にとって。世の中の成功者と言われる人々は、皆この意見に賛同するでしょう。

目的思考と得意分野

ただ、2つほど前提条件というか、付帯事項があると思う。1つは「目的思考」というかある種の“ゴール”の設定です。やはり、何らかの目的や将来像がないと、方向性を見失い、迷走しやすい。当然、1万時間の“努力”など達成できません。

2つ目は、「得意分野に限る」ということ。以前、テレビで林修氏も言っていました。

・・・「努力は裏切らない」って言葉は不正確だ。「正しい場所で」、「正しい方向で」、「十分な量」なされた努力は裏切らない。じゃぁ、オレにとってどこが間違った場所か言おうか? オレが例えば、「ジャニーズ入りたい!」。努力する。どう? 正しい? 正しい場所?
林先生が落ちこぼれ軍団に特別授業(5)、ネット塾ジャーナル、2013年06月14日、引用

仮に1万時間努力し続けるにしても、“得意分野に限る”。これが肝です。得意分野で頑張っていれば、早めに結果が出始めるだろうし、そうなれば面白くて努力し続ける。その過程で、未来のゴールも見えてくる。「目的思考」も、後からついてくる。「目的思考」は事前に設定するのが望ましいですが、まぁ後付けになっても問題ないでしょう。

大学受験も“得意分野”で

例えば大学受験をみても、文系と理系、そして各々の専門学部・学科を絞って、受験する。それは、①目的思考であり、②得意分野を受験生は(無意識に?)意識しているわけです。そして、自分の得意分野を知り、将来像を想像している受験生は、熱心に勉強を続けやすい。当然、合格しやすい。

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大学受験生すなわち高校生あたりだ、まだ若いので、将来の方向性やゴール設定はやや難しい。ピンと来ないかもしれない。したがって、まず得意分野を知ることが、受験学部を決める事になり、勉強を続けることにつながる。自分の「得意分野」を探ることが、案外、受験の成功に直結している・・・のかもしれません。

※参考資料:
「学べば学ぶほど賢くなる」と考える→生徒の学習効果アップ!初の大規模実証成功、Ednity Blog、2014年07月29日
“天才”に生まれ変わる「10000時間の法則」、NAVER まとめ、更新日2012年12月20日

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