学校用SNS「ednity」


※画像:ednity(エドニティ)、生徒の可能性を引き出す学校向けSNS、リンク

CEOが全国行脚、“現場目線”で改善を続ける学校用SNS「ednity」

教員や学習者の情報交換や議論の場として役立つ学校用SNS。トップ自ら国内の学校を回って改善要望を吸い上げ、真に“現場目線”の学校用SNSを追求するのが「ednity」だ。・・・
TechTargetジャパン、2014年02月19日、引用

これは会員制のSNSで、学校関係者に特化しています。個別PCへの、いわゆるクライアントベースの、特定の学校向けの特注システムではありません。Facebookよろしく、Web上でのクラウドサービスです。それも、学校のクラス向けのプライベートSNSです。先生と生徒、そして保護者を結びつける有力なツールなのです。

安全性に優れた学校向けSNS

学校で使うSNSで、それもWebクラウドサービスなので、利便性と同時にやはり安全性がポイントになります。これをednityでは、「グループコード」で管理しています。グループ毎にグループコードを割り当てていますので、一応、グループコードを知っている人だけがつながる形態になります。さらに、グループ全員に揃ったら、グループコードをロックすることも可能です。

もちろん使い方は自由、というか弾力的に使えるでしょう。ただ、LINEやFacebookですと、ある程度“設定”でカバーできるとはいえ、外部との開放系サービスなので、安全性に不安はつきません。つまり、学校側でコントロールしにくい。しかし、グループコード一本で管理できるednityであれば、例えば、クラス内で先生と生徒がかなり自由に使い込んでも、クラス内・学校内で管理しやすい。安全性に優れていると言えます。

ednityのサービス内容

実はEdnity自体、2013年7月にスタートしたばかりです。まだ、創立一周年といったところです。サービスは、①チャット的な「情報共有」と、②参考資料やプリントなどの「ファイル共有」、の二本立てです。佐藤見竜CEOによれば、詳細は下記になります。

・・・先生、生徒、保護者がつながり、24時間安全な環境で学習可能なプラットフォームです。小テストや宿題に利用可能なクイズ、成績管理、アンケートの投稿、Q&Aフォーラムでは生徒同士のディスカッションなどが出来ます。Q&Aフォーラムでは、リアルタイムに共有される手書きのホワイトボードがあるので、テキストだけでは表現が難しい数式やグラフなどの共有も可能になっています。

【インタビュー】学校のクラス向けプライベートSNS「ednity(エドニティ)」を提供する佐藤見竜氏に聞く、起業の背景と目指す世界、EdTech Media、最終更新日2013年12月21日

Ednityの佐藤見竜CEOは、以前紹介したBlended Learningにも影響を受け、個々の生徒に合わせた効果的な学習を志向としています。ednity自体はあくまでSNSであり、eラーニング教材そのものではありません。しかし、学校と家庭の距離を近づけ、先生・生徒・保護者が一体となりうる「学習コミュニティー」を一つの理想としています。


まだまだ若い、誕生したばかりの会社でありサービスなので、今後は教育の現場に合わせて改善され、どんどん発展していくでしょう。Ednityは情報管理の安全性を担保に置きつつ、先生と生徒・保護者が一体となりうる理想の教育コミュニティーを実現してほしいと思います。生徒の未来へ。Ednity goes on!

※参考資料:ednity(エドニティ)|生徒の可能性を引き出す学校向けSNS


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