筑波大学附属駒場中・高等学校がSurface Pro導入
2013年度に開講したプレゼンテーションスキル習得セミナーの参加生徒12人を対象に導入した。2003年度に文部科学省の理数系教育に関する研究開発事業「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」の指定校となった同校では、生徒がチームを組んで理数系の研究活動に取り組んだり、国内外でプレゼンをする機会が多い。
タブレットサイズの可搬性を備えつつ、研究活動やプレゼン資料作りに役立つ物理キーボードを備えることが、Surface Pro選定の決め手となった。同校は、教員用にもWindows RT搭載の「Surface」を試験導入している(発表:日本マイクロソフト<2014年2月5日>)。
「タブレットサイズの可搬性」と「研究活動やプレゼン資料作りに役立つ物理キーボード」がSurface Pro導入の決め手になったそうです(しかし、中高生が研究活動や資料作りとはレベルが高い)。確かに、資料作りに物理的なキーボードは便利・・・というか欠かせないでしょう。
もちろん、iPadやAndroidタブレットでも工夫を凝らした入力手段・入力ソフトがあり、例えば手書きや音声入力も可能です。でも、物理キーボードでダイレクトに入力・編集することに比べると、なんともかったるいというか 隔靴掻痒(かっかそうよう)のそしりは免れない。
卒業後を考えてもキーボードに慣れたい
それに、今後も当面は一般社会での仕事や研究シーンで、まだまだキーボードの作業がメインでしょう。キーボードはデータをダイレクトに打ち込めて編集できるので、慣れた人にとってキーボードは速く確実な入力手段です。学校を卒業後の事を考えても、生徒の皆さんにはキーボードに慣れ親しんだ方がいいと思う。
そういう意味で、マイクロソフトのSurface Proは物理キーボード付きなので、“筑駒”のような知的に主体的でハイレベル校にはうってつけです。生徒が能動的に学習、そして研究を進めるシーンでは、ノートPCやSurface Proなどのキーボード付きのマシンが活躍するわけですね。
※参考資料:
・【レビュー】2ヶ月間使ってわかった『Surface Pro(サーフェス プロ)』の良いところ悪いところ #SurfaceJP、Keisuke Yamaguchi、2013年05月29日
・筑波大学附属駒場中・高等学校 – マイクロソフト導入事例 – Microsoft for Business、2014年02月05日