現代文と言えば、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの林修先生ですが、それはともかく、現代文は勉強法はよく分からないですよね。まぁ、林先生いわく、数学的に解くらしいですが・・・。接続語に注意を払ってね。以前、国語・現代文のテクニックの記事でも取り上げました。
しかし、日本語の現代文そのものをあまり読まずに、テクニックばかり磨いても限界があるでしょう。「受験」においても限界があるでしょうし、もっとロングスパンで考えて「人生」においても、現代文を読む量が少ないと “限界” が出てくる。なぜなら、情報が入って来にくくなるからです。当然ながら人生のおいても文字情報は重要なのです。
新聞を読む
そこで、受験対策と人生対策を一挙両得で改善する方法があります。新聞を読むことです。新聞は毎日発行され、しかも不特定多数の方々に読まれることを前提にしています。従って、基本的に読みやすい。同時に、毎日読む習慣をつけることもできます。それに、ある程度の格調高い日本語でもあります。
お勧めなのは、【その1】社説やコラムを読むこと。ある程度短い文章で、時事問題を上手くまとめています。短時間に、それでいて正しい日本語のプチ論文(?)を読むことになります。それに、社説やコラムは読んでいても終わりが見えるので、読むことを続けやすいというメリットもあります。
経済紙もおすすめ
お勧め【その2】は、経済紙・経済記事を読むこと。多くの学生がビジネスパーソンになるとすれば、やはり経済記事に慣れておく必要があります。所詮、(残念ながら?)人生はお金で左右されますからね。「経済」が苦手な方も多いでしょうが、最低限のベース知識は経済紙で取り込んでおきたいものです。
経済紙と言えば、定番は日本経済新聞。日本のビジネスパーソンのある種バイブルかもしれません。しかし、良くも悪くも、やや大企業中心の記事構成なんですよね。あれだけビッグな新聞社になると、諸般の事情で仕方ないのかもしれませんが・・・。
そこで、大企業から中小企業・個人経営店までバランスが良いと好評なのが、フジサンケイビジネスアイです。日経新聞のように、たまにドカンと独自取材のスクープ一面トップ(!)とまではいきませんが、とにかくタブロイドサイズで携帯しやすく読みやすい。特に現代文を受験科目に持つ受験生には、うってつけの新聞だと思います。