ロゼッタストーンの功罪?

ロゼッタストーンは、母国語を介さず語学学習ができる画期的な語学システムです。体験した人は皆、これはすごい!と感じます。僕もその一人です。しかし、実はメリットばかりではないようです。ご紹介しましょう。ロゼッタストーンの影(?)の部分を・・・。

① モバイル対応には限界が・・・


このビデオを見ると、あたかもスマホ(スマートフォン)対応が可能であるように感じます。パソコンはもとより、タブレットでも使われているシーンが出てきますからね。いつでもどこでもロゼッタストーンで勉強ができる、というフレコミです。

ただ、実際にはまだ制約が多いようで、特にネイティブコーチとのオンライン英会話レッスン(ロゼッタスタジオ系)は厳しいみたい。iPad2/iPad Mini以外のタブレットやスマホで、ロゼッタストーンのリアルなオンライン英会話は(現状では)無理のようです。
※参照:
よくあるご質問 TOP10>モバイル端末でも使えますか?
スマートフォン/タブレットで利用できるアプリについて

② 画像を頼りに、“推測” で正解に・・・

これはロゼッタストーンのメリットの裏返しなのですが、「絵を見て聞く・しゃべる」という自然言語習得スタイル(いわゆるネイティブ・スタイル)なので、慣れてくると “推測” も効きやすい部分も出てきます。まぁ、勘が働くとも言えるのですが・・・。

つまり、言葉自体への理解不足があっても、なんとなく画像を頼りに正解にたどり着いてしまう。一部のレッスンの中では、そういうケースもあります。良くも悪くも、直感的に「絵・画像」と「言葉」が結びつくわけです。確かにその言語に慣れてきている証左なのですが、正しく言葉を理解しているとは限らないので要注意です。

このようにロゼッタストーンには、まだまだ発展途上の部分もあります。①は確かに今後、解消されていくでしょう。IT技術的な問題ですので、時間が解決していくと思われます。ただ②の問題の解決は、ちょっと難しい。

例えば、日本語と英語とを結びつけるレッスンであれば、文法的な部分もとても重視されます。しかし、ロゼッタストーンでは、あくまで画像と英語をリンクさせるので、“直感力” 重視になります。裏を返せば、自分で文章を作り出す能力は、若干身に付きにくい。子供の会話はできても、大人の会話はできにくい・・・とも言えます。

語学が楽しくなる

そうはいっても、語学は継続です。ゲーム感覚で学べるということにはウソはなく、ホントに語学が楽しくなるというのは事実。それにロゼッタストーンはネイティブ・スタイルの語学プログラムなので、文法以外のリスニング、スピーキング、発音といった語学習得の自然要素は、確実に身に付くと思う。


文法重視の語学学習は、入学試験や資格試験では強力な武器になります。しかし、ネイティブ的な学習スタイルのロゼッタストーンの方が、語学全般をバランスよく学べるとも言えます。語学はどうしても長期にわたり継続して学ぶ必要があるので、その王道をロゼッタストーンは行っているのですね。

ロゼッタストーン

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