佐賀県立高校全校で導入予定のタブレット、Windows 8に決定公立学校における先進的ICT活用教育に取り組んでいる佐賀県は、県立高校全校で導入する学習者用端末をWindows 8に決定した。・・・2013年には、機種候補をiPadとWindows 8 Proタブレットの2機種に絞り込んでいたようだが、すでに各学校に校務用として整備しているWindowsパソコンが使用できることが大きく影響したようだ。・・・
※リセマム、2013年07月12日、リンク
Windowsパソコンとの親和性
教育現場、学校現場ではタブレット導入といえばiPadというイメージがありますが、Windows 8タブレットも健闘しているようです。やはり、既存のWindowsパソコンとの親和性が高いことが決め手のようです。
Microsoft Onlinestore(マイクロソフト直販サイト)
タブレットは情報を得るのがメインで、加工・修正・編集は不得意です。しかし、教育用に生徒が使う分には、タブレットは最適です。タブレットは動画や3Dイメージ付き(?)の教科書であり、参考書であり、問題集です。若干使い勝手は限定されるが、便利なノートブックでもある。やはりタブレットは生徒に最適なツールです。
しかし、教える教師側は教材を選び、ある程度作り込まなければならない。これはタブレットでは無理で、コンピューター(パソコン)で行われる。従って、パソコンとタブレットが同じOSを走らせていると、何かと便利です。例えば、データのやり取りや編集はスムーズになります。
タブレットはiPadで、パソコンはMacでも良いのだろうが、学校の既存パソコンの多くがWindows。すでにある資産を無理なく活用するには、タブレットもWindowsとなる。iPadとWindows8の操作性や利便性などが大きく乖離していなければ、Windowsを選んだ佐賀県立高校の判断は妥当です。
Surfaceの安値攻勢も
Surface RT(32GB)は参考価格49,800円なのですが、教育機関向けには19,800円に安値攻勢(ダンピング?)していることもプラスに働いているでしょう。iPadもウカウカしてはいられませんね。
※参考資料:
・佐賀県立高校全校で導入予定のタブレット、Windows 8に決定、リセマム、2013年07月12日
・マイクロソフト、教育機関向けタブレットを19,800円に大幅値下げ、リセマム、2013年07月10日
・日本MS、Surface RTのキャンペーン価格を新価格に…1万円値下げ、リセマム、2013年07月12日