高校受験「内申書」の真実

実は、身近に不登校の中学生の知り合いがいまして、高校受験を控え「内申点(調査書)どうしよう・・・」なんて相談されました(愚痴?)。困ったもんだなぁ、と同情していたのですが、これといった打開策も提案できず、ちょっと心に引っかかっていました。

昔からとりわけ公立高校進学には内申点が重要で、「学校の先生とそりが合わなかったり、生活態度が悪いと、内申点が低くなる」等と言われていました。今もそうなんだろうなぁ、と思っていたのですが、下記・日経キッズプラス(日経Kids+)の記事で見方が変わりました。

・・・現在の高校入試における内申書の比重を見てみよう。上の数字が示す通り、2013年度の東京都高校入試では、半数以上の学校が、調査書点、いわゆる内申点を3割の比重で扱うとしている。ちなみに10年前は内申点にもっと大きな比重が置かれており、内申点が3割の学校は全体の1割程度しかなかった。・・・高校入試における内申点の比重は低減傾向にあるのだ。・・・

(教育ジャーナリスト おおたとしまさ)
[『日経キッズプラス 中学受験をしない選択~公立中・高で子どもを伸ばす』の記事を基に再構成]
>> 中学受験をしない選択 (日経ホームマガジン 日経Kids+)
※日本経済新聞(nikkei.com)、2013年02月19日、抜粋・リンク

東京なので、「内申点を3割」という文言に注目してしまいました。これなら学力検査(いわゆるペーパーテスト)で逆転合格できる。不登校でも、オール1でも、内申点6ポイント(6%)はゲットできる。言い換えれば、オール5でも30ポイントしか得られない。残りの7割を占める学力検査で9割解ければ、63ポイントを取る計算になる。計算上、不登校の生徒でも最大約70ポイントは稼ぐことができる。

そこでネット塾(インターネット学習塾・オンライン予備校)の出番です。もともとネット塾と不登校の生徒とは相性がいい。例えば「e点ネット塾」では、下記のようにメリットを挙げています。

不登校児の増加が大きな教育問題になっています。しかし、学校に行けないからと言って勉強をおろそかにしたくない!と思っておられるお子様は多いようです。・・・ e点ネット塾は小学生から高校生まで4,874タイトルの講義映像と100,000以上の問題をご提供しています。必ず自宅学習のお役に立つことでしょう。
※ e点ネット塾 > e点ネット塾とは > e点ネット塾のメリット、抜粋、詳細はこちら

ネット塾で学力をアップし、たとえ内申点が足りなくても、学力検査で高得点を取れば、道は開ける。今の高校受験のシステムは、学校をドロップアウトしても、ネット塾等で勉強している子供にも、チャンスを与えているのです。

※参考資料
親の時代とは大違い 高校受験「内申書」の真実、日本経済新聞(nikkei.com)、2013年02月19日
「e点ネット塾」、株式会社日本学術講師会

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