「進研ゼミ」に成長鈍化懸念?

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ベネッセホールディングスの株価が3800円台で一進一退の展開となっている。・・・

調整のきっかけは、2013年3月期の業績予想を下方修正したこと。経常利益は前期比10%増の383億円と、従来予想(16%増の403億円)を下回る。通信教育「進研ゼミ」の入会者数が計画を下回り、今年に入って広告宣伝費を増やしたことが原因だ。連結営業利益の9割を占める教育事業の中核商品だけに、来期以降の成長も鈍るとの懸念が広がった。・・・

※日本経済新聞、2013年03月13日、夕刊、抜粋

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「進研ゼミ」はネット塾(インターネット学習塾・予備校)の業界リーダー的存在です。知名度は抜群。親会社のベネッセホールディングス(ベネッセHD)は進研ゼミの他、高齢者向け事業や出版なども手がけています。傘下には近年、元IBMの内永ゆか子CEOで有名な語学教室「ベルリッツ」もあります。

それでも「進研ゼミ」(ベネッセHD)は苦戦しているのですね。経常利益・前期比10%増の383億円でも、市場満足度に届かない・・・厳しい世界です。ただ少子化・ネット化で、従来のDMなどの広告宣伝費が重荷なのかもしれません。コスト構造を全体的に見直したほうがいいでしょう。

でも「ライブ授業」など、様々な新機軸を打ち出す進研ゼミは、やはり楽しい・面白い存在です。これからも通信教育“最大手”として、より一層の飛躍を期待しています。

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※参考資料: 
特集1:ベルリッツの新たな挑戦、株式会社ベネッセホールディングス、2012年03月
英会話・英会話教室のベルリッツ、ベルリッツ・ジャパン株式会社

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