ネット塾の弱点:強制力が無い

20130109_a1180_004590
※画像はイメージです。

いろいろとネット塾(インターネット学習塾・予備校)のメリットを述べてきましたが、弱点もあります。

やはり“勉強”は辛いもの

その際たるものは「強制力」でしょう。中学生の勉強・学習に限らず、やはり“勉強”は辛い面がある。確かに、教材や指導方法(コーチング)の進化などで、教える側はより上手くなっているし、様々な学習ノウハウやモチベーションスキルの開発で、学習するサイドも効率的な勉強を進めています。しかし、やはり“勉強”は肉体的にも精神的にもキツイ面がある。“努力”と“忍耐”の部分はどうしたって残る。

人間は弱い。モチベーションが高く、学習に適した生活環境があれば、ネット塾などのオンライン学習で高い効果が期待できるが、そうでないと、なかなか“勉強”ははかどらないでしょう。一般論としてそうでしょう。

教室の「強制力」

その点、中学校や高校などの学校や、リアルな学習塾・予備校などは、“勉強”する(させる)「強制力」が強い。教室で机に座れば、(多少なりとも)学習を進めざるを得ない。この点が、最大の違いでしょう。

もちろん、インターネットなどを使った通信教育でも、双方向のチャット技術やアカウント・チェックなどで「強制力」を維持する(改善する)手段もあります。やり方によっては、リアルな授業よりネット授業のほうが「強制力」があるかもしれません。しかし、それでも限界はあるでしょう。

やはり単純に考えて、トラディショナルな教室での授業・講義は、一定の強制力を発揮する優れた学習システムなのです。

※写真は「写真素材 足成」の素材を利用しています。http://www.ashinari.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください