光村図書出版など教科書12社と、日立ソリューションズは5日、デジタル教科書事業で提携した。デジタル教科書は文部科学省の検定を受けた教科書をベースに制作される教材で、生徒は主にタブレット(多機能携帯端末)を使う。各社はページの拡大など基本的な操作方法を統一し、15年以降に新しいデジタル教材を配信する。生徒らの使い勝手を高め学校での普及に弾みをつける。・・・
※日本経済新聞、2013年09月05日、引用
今のデジタル教科書・教材では、仕様がバラバラみたいです。とくにユーザーにとって操作性がチグハグで、学校現場において教師や生徒が戸惑う場面が多い。まぁ、生徒は頭が柔らかいので、すぐに適応できるでしょうが、先生は大変だよね。デジタル教材を導入したはいいが、教材ごとに操作性が違うと当初はやりにくいだろうし、肝心の教育内容にも少なからず影響が出る。
日立ソリューションズが仕切る?
気になったのは、教科書会社12社は当然として、今回の提携において日立ソリューションズが仕切っていること。マイクロソフトではないのですね。まぁ、コンプライアンスが厳しそうな社風なので、デジタル教科書の操作性統合などの話なら、ちょうど良いベンダーなのかもしれません。
※参考資料:
・デジタル教科書の共通プラットフォーム開発、光村・山川・数研ら12社が集結、INTERNET Watch、2013年09月05日
・教科書会社12社によるデジタル教科書共通プラットフォーム、成功のカギは?、リセマム、2013年09月05日
・日立ソリューションズ、Vorkers