ロケーション・ボクシングって、ご存知ですか。ボクシングの試合ように、仕事や勉強などのタスクをラウンドに分け、1ラウンドは自宅、2ラウンドは会社、3ラウンドはカフェ・・・といったように、タスクと場所を振り分ける。それにより、効率的にタスクをこなすテクニックです。
実は、格闘技のボクシングとは別の概念なのですが、便宜上わかりやすいので、混同させてもらいます。
「場所を切り替えれば、頭の中も切り替わる」という人間のもっている性質を利用し、仕事の効率を高めようというわけです。ポイントは「場所」で「仕事内容」を限定することです。
さっさと場所を移る
ボクシングのラウンドでは、3分戦って1分休むという繰り返しですが、ロケーション・ボクシングでは、自宅で参考書類を読み、カフェでメールをチェックして、会社で企画書を作る・・・みたいな繰り返しになります。その作業が終わったら、さっさと場所を移動します。
このさっさと場所を移動することが、必ず1分間インターバルを置くボクシングと通ずる部分です。ボクシングは戦いの3分間とインターバルの1分間で進みますが、同様に、勉強や仕事の1タスクという “戦い” が終わったら、場所の移動という “インターバル” に進みます。
場所を問わないネット塾
このロケーション・ボクシングというテクニックは、場所を問わないネット塾(インターネット学習塾・オンライン予備校)にはビッタリです。自分が集中できる(できそうな)場所に行き、そこで受講することで、効果的・継続的に勉強できます。
カフェや図書館が定番でしょうが、例えばあえて山手線(東京の鉄道、環状在来線)に乗って、電車の中で「受験サプリ」をスマホ視聴するのもアリでしょう。人がたくさんいる場所だと逆に集中できるタイプって、少数派ながらいますので・・・。
※参考資料:
・頭を切り替える秘訣「ロケーション・ボクシング」を試してみよう、ライフハッカー、2013年05月18日
・Timeboxing、Wikipedia、last modified on 26 May 2013
・写真は「写真素材 足成」の素材を利用しています。