・・・脳内をいかに快適な状態に整えるかということは、私たちの人生にとってとても重要なことになります。それでは、脳内のマイナス感情をプラスの感情へと整え、なりたい自分になるためには、どうすればいいのでしょうか。
まず、「肯定的な言葉を口ぐせにする」こと。つまり、普段自分が言葉を口にするとき、意識的にポジティブな言葉を選んで使うようにするというものです。・・・ここで述べているポイントは、ポジティブに考えたり、意識するようにしなさいと言っているのではありません。ただ単に、言葉に出すこと、日々の口ぐせ、習慣にしましょうと言っているだけなのです。・・・
※なりたい自分になる「脳のだまし方」 仕事ができる人が実践しているメンタルヘルス講座、PRESIDENT Online、2016年07月14日
おお~、なるほど。ポジティブシンキングというより、まずはポジティブな口ぐせですな。英語でいうとpositive sayingかな? それともpositive phrase? エニウェイ、「ポジティブ口ぐせ」を口ぐせにしましょう。そうすれば、神経伝達物質も正常に流れ、脳内環境がよくなり、心の状態も安定しやすくなるとのこと。
できることをやり続ける
そのうえで、①高すぎる目標を立てない、②できることをやり続ける、③すぐにやる、という姿勢が大切だそうです。継続は力なり、って言いますからね。挫折は人の精神を鍛え、打たれ強くさせますが、大き過ぎる挫折には人は耐えられません。挫折が厳しすぎると、さすがに「ポジティブ口ぐせ」も枯渇してしまうでしょう。
※画像: プロが語る、変化の時代でも転職できる人の5つのポイントとは、転職ならDODA(デューダ)
目先の目標はほどほどにして、できることを行う。小さな失敗を繰り返すことで、人間は成長していくわけです。継続は力なり、と言いましたが、これは有名な「1.01と0.99の法則」にもつながる話です。
つまり、明日は今日の1%増成長していけば、1年後には37倍に成長する。逆に明日は今日の1%減だと1年後にはたった3%にしぼんでしまう。そういう複利の効用と恐ろしさ(?)を説いた「1.01と0.99の法則」。ポジティブな口ぐせが日々1%の成長を施すとすれば、こんなに良いことはありません。