先日、筆者は自分の子供に英語を教えてみたのですが(実はほぼ初めて)、やっぱり “人に教える勉強法” はリアルに効果があると思います。まぁ私がここで指摘するまでもなく、人に教えるということは、まず自分がよく理解していないとできないわけで、自分の勉強にもなるのです。そう、NHK Eテレの「テストの花道」でこんな特集が以前やっていましたね。
単純な用語や年号は覚えられるのに、その内容を踏み込んで聞かれると答えられない。そんなキミにオススメするのが、”人に教える”勉強法。知識を受身で頭にインプットするのではなく、人に教えることを意識しながら学ぶと、より深く理解でき、頭にもしっかり定着するぞ。
※NHK テストの花道 – 過去の放送 -「”人に教える”勉強法」、2015年05月23日放送
私が思うに「人に教える勉強法」は、①まず自分の脳に教育情報を多めにインプットし、それを②相手に小出しに出して教える。③それで、質疑応答で残りの手持ちの情報を相手に提供しつつ、同時に情報のフィードバックをも受ける。④そのフィードバック情報は、後々にまた教えるときに小出しに再利用する(①〜②)。こういった流れでしょう。
情報は天下の回りもの?
「小出しに」なんていうと、ちょっと言葉は悪いのですが、要は「金は天下の回り物」よろしく「情報は天下の回り物」ということですね。一応、教師役と生徒役に分かれますが(とりあえず教師が父で、生徒が子ども)、フィードバックループを考えると、”あるときは教師で、あるときは生徒” という感じです。そのことが先日の筆者の子どもへの “英語ティーチング” で気が付きました。
※図: 「ティーチング」と「コーチング」を使い分けメンバーを育成 | BizCOLLEGE、日経BPnet、2008年10月31日、引用
それはまさに上記の図のようです。「人に教える勉強法」とは情報フィードバックを利用するので、ティーチングというよりコーチングに近いかもしれません。ただコーチングする際にも、最初はとりあえずティーチング的なスタイルを取ると思います。教師役の人は多めの教育情報を事前に “仕入れ” ておく必要がありますから。
受験サプリ、ありがとう!
正直「受験サプリ」には助かりました。事前に関正生先生の映像授業(講義動画)を見ていたので、にわか関先生(ニセ関先生?)になった気分で、子どもに動名詞やらと不定詞やらのカンタンなレクチャーもしちゃいました。普段反抗的な態度の “奴”(子ども)もわりかし素直に話を聴いていましたよ。
受験サプリ、ありがとう! 関正生先生、感謝です! 子どもがみていないところで・・・「受験サプリ」の講義動画でコッソリ勉強したおかげで、オヤジの威厳(?)がかろうじて保たれた気がします・・・(かなり情けない感じでスミマセン)。
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※参考資料:
・金は天下の回り物、故事ことわざ辞典
・フィードバックループ(フィードバックループ)とは、コトバンク