あなたもにわか京大生?

無料でハーバード講義! 0円で最先端の英語を勉強する方法

・・・MOOC(ムーク)をご存じだろうか。Massive Open Online Course の略で、日本語では大規模公開オンライン講座と呼ばれている。受講生が数万~数十万人にも上る大規模(massive)な、誰にでも無料で公開(open)されている、インターネット上(online)の授業(course)のこと。その授業内容が、ハーバード大学やスタンフォード大学などのトップレベルの大学講義ということで世界的に注目されている。

テレビ番組「ハーバード白熱教室」でも一躍有名になったマイケル・サンデル教授を筆頭に、さまざまな専門分野の世界的に著名な教授の授業を、なんと0円で受けられるというもの。しかも、テレビ番組のように授業の様子を一方的に見ているだけではなく、宿題も中間・期末試験もあって、数週間の授業の受講が終われば、修了証までもらえるのだ。・・・

PRESIDENT 2014年6月2日号、PRESIDENT Online、2014年12月14日、引用

世界の一流大学を誰でも受講できる

MOOC(Massive Open Online Course)すなわち大規模公開オンライン講座ですが、上記記事にもありますように、にわかに注目を浴びつつあります。なんせ、世界の一流どころの大学の講義を視聴することができ、ネットを活用し質疑応答やディスカッションも可能となっています。日本勢では東京大学(Coursera)や京都大学(edX)が名を連ねています。MOOC=究極のネット塾、とも思えます。


英語の講座が主流なので、生きた英語の勉強にもなります。上記PRESIDENTの記事でも、語学の観点からも、おススメだと書かれていますね。とにかく、MOOCは日本でも意欲的な学生や向学心溢れる社会人に人気があります。上記の京大・上杉志成教授の「Chemistry of Life」も、なんと英語で講義しています(・・・あたりまえか)。かっこいいね!

中国語の講座で挫折

・・・ということで、筆者も現在興味のある中国語の講座を探しました。Peking Universityの「Chinese for Beginners」(Coursera)です。こちらも講師が「英語」で中国語を教えるので、英語のトレーニングにもなります。さて、この講座、簡単に見えて難しい。要は筆者がダメなのですが、発音チェックの練習問題に対して、全く合格しない。これには参りました。パスしないから前に行けない。苦しい、つまらない・・・と悪循環です。

語学の場合、スポーツと一緒なので、とりあえずある程度、楽しみつつ継続しなければ上達しない。しかし、このCourseraのコースはそこが厳しい。もちろん、私の個人的な感想です。私もChineseのBeginnersのひとりなんだけどなぁ・・・。

「Chinese for Beginners」のカリキュラム・内容自体は、非常に優れたものでしょう。しかしながら、その真面目かつオーソドックスなコンテンツに、今の筆者には合わなかった。これは単なる筆者の“言い訳”でもありますが、思わずそう書いちゃいます。いいトレーニングメニューなのですが、やはり今の私には合わない。

皆様におかれましても、MOOCに参加しようと思うからには、最悪でもなんとか継続できるコースを選んでほしいと思います(・・・あたりまえか)。

※参考資料:
無料でハーバード講義! 0円で最先端の英語を勉強する方法PRESIDENT (プレジデント) 2014年 6/2号 [雑誌]、PRESIDENT Online、2014年12月14日
The University of Tokyo、Coursera
The Chemistry of Life、Kyoto Ux、edX
edX – Kyoto Ux、KYOTO-U OPEN COURSEWARE
FrontPage – ケミカルバイオロジー上杉研究室 -Chemical Biology Uesugi Research Group-、京都大学化学研究所

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