英単語学習アプリ「えいぽんたん!」日本eラーニング大賞に決定
※英単語学習アプリ「えいぽんたん!」の画像eラーニングアワードフォーラム実行委員会と日本工業新聞社は、「第11回 日本ラーニング大賞」の最優秀賞「eラーニング・オブ・ザ・イヤー(日本eラーニング大賞)」に、ドリコムの英単語学習アプリ「えいぽんたん!」を選出した。・・・
「えいぽんたん!」は自分で選んだキャラクターを、学習することによって集めたおやつをあげることで育てていく学習型育成アプリ。学習を開始すると、最初に自分の英単語レベルを判定、その結果を受けてレベルにあった問題が出題されるので無理なく学習を進めることができるという。・・・
※リセマム、2014年10月31日、引用
英単語アプリは数々あれど、ゲーミフィケーションをうまく使ったアプリで、評価がイチオシなのはこの「えいぽんたん!」でしょう。下記動画を見ると、「なるほど面白そうだ。日本ラーニング大賞を取るだけの事はある。」と唸ってしまいました。
アルクの「キクタン」を使用
内容的にも、アルクの英単語学習「キクタン」~聞いて覚える英単語~シリーズを使っているので、だいたいTOEICの350点~990点レベルを想定しているそうです。つまり、TOEIC対策にはうってつけというわけです。
生徒の実力にあわせてプログラムが組まれているので、各人に会ったペースとレベルで英単語が学べます。それと、画面に出てくるキャラクターを育てていくというゲーム性が、学習へのモチベーションを高め、維持しやすい。なかなかよくできたアプリです。
ソーシャルラーニングアプリという分野になるらしいのですが、このような英単語学習アプリは、みんなと楽しみながら続けていると、自然に英単語が覚えていく感覚を狙っているようです。ある意味、ネイティブスピーカーが自然に言語を身につける過程と近いかもしれません。
日本のeラーニングを牽引する「eラーニングアワードフォーラム」
そもそも、えいぽんたん!が受賞した「日本eラーニング大賞」は、「eラーニングアワードフォーラム」がフォーラムの併設企画として実施している恒例大賞です。eラーニングアワードフォーラムでは、eラーニングでの人材教育を中心に、その核となる学習コンテンツの魅力や周辺の企業・学校等の組織戦略にいたるまで、縦横無尽に各論者が語っていきます。
「日本e-Learning大賞」では、実はこの大賞を含め、全部で13の各賞があります。経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、総務大臣賞、厚生労働大臣賞などなど・・・。名前を見ているだけで、そうそうたる賞ですね。日本全国の企業や自治体、各種団体、学校などから幅広くeラーニングの事例を募集し、各賞を進呈し表彰しています。
今回、えいぽんたん!が大賞を受賞したのは、やはり開発会社の株式会社ドリコムの力量が大きい、と思います。ソーシャルゲーム事業やネット広告事業等で培ってきたノウハウが、eラーニングにも存分に生かされています。英単語を学ぶには「えいぽんたん!」がいいね、と巷で言われる日も近いかもしれません。
※参考資料:
・ゲーミフィケーション、Wikipedia、最終更新2014年04月05日
・eラーニング専門イベント|日本e-Learning大賞|eラーニングアワード2014フォーラム、2014年11月12日、13日、14日
・株式会社ドリコム