1回目の講義からAppleのタブレット「iPad」の語学アプリケーションを使ってドイツ語の単語や会話を学習し、4回目の講義ではドイツ語による寸劇のシナリオを作成。その寸劇の様子をiPadで撮影する5回目の講義では、自然なドイツ語でせりふを話せるまでになる――。そんな効果的かつ効率的なドイツ語講義を進めているのが、大阪大学(大阪府吹田市)の岩居弘樹教授です。・・・
学生に撮影の2カ月後にせりふを書き出してもらうと「割とすらすらと書き出せる」(岩居教授)とのこと。中には2カ月前の寸劇をそらで再現する学生もいるそうです。ドイツ語に限らず、未知の言語の学び方自体を学んでほしい――。岩居教授はこうした考えの下、この講義スタイルを他の言語学習にも広げようとしています。その実践の場が、大学院生向け講義の「多言語演習」です。・・・
※大阪大学の「iPad」語学講義、1学期で3カ国語が話せる秘訣は?、TechTargetジャパン 教育IT、2016年04月27日
いや~、これはすごい。阪大(大阪大学)の岩居弘樹教授はタブレットでの語学IT教育では、ちょっとした(いや、相当な)有名人ですが、今や学生に「1学期で3か国語」ですよ。その指導パフォーマンスは驚嘆に値します。そして、受講した学生たちは全員ではないにしても流ちょうに話せるようになる。素晴らしい。
①学び→②シナリオ作り→③iPad
このコーチングスタイルの鍵は、学生が①学び→②シナリオを作り→③iPadで撮影する、という3段階方式。このインプットだけでなく、アプトプットをふんだんに取り入れ、iPadを使ったノウハウとパワーで、脳内に “語学” の樹木が効果的に育つのでしょう。
筆者も例えば「テレビで中国語」(上記画像・引用)なんぞを、ソファーにふんぞり返って見ていますが、ぼんやりインプットもどきをしているだけです。三宅先生のおやじギャクはつまんねぇぞ(?)、川島さんはかわいいなぁ、王陽さんの日本語はネイティブ並みやな、段ちゃんは相変わらず魅力的です・・・なんて余計なことを考えながら・・・。
これではイカンのですね。
※参考資料:
・大阪大学、Wikipedia、最終更新2016年04月09日
・テレビで中国語、NHKゴガク
マンガでわかる リアル中国人、段文凝(著)、主婦と生活社、2015年