※写真: 東京大学本郷キャンパス・正門、「教育力、研究力を高め、タフでグローバルな人材を育成します」、東京大学・濱田純一総長、経済界、引用
「タフでグローバル」を学生育成のスローガンに掲げている(?)東京大学ですが、グローバルといえばとりあえずは「英語力」。東大を目指す受験生にとっても、いや全国のどの大学を目指す受験生にとっても、「英語力」は最も重要です。他言語という例外は除き、基本的に理系であれ文型であれ受験科目に「英語」が無いケースは非常に少ない。
上位2%の栄光を 挑戦900点 TOEIC(R)テスト攻略プログラム
このように大学受験に際し、英語力は必須なわけです。であるならば、英語でメジャーなテストである「TOEIC」でハイスコアをゲットすれば、その実力はそのまま大学受験にも転用・適応できるのではないでしょうか。
東大英語の25%がリスニング
とくに東大の場合、英語の試験で120分ですが、45分(筆記)>30分(リスニング)>45分(筆記)という流れです。真ん中にリスニングが30分も入ります。25%がリスニングというわけです。言わずもがなTOEICはリスニング比率が大きいので、傾向が似ているといえばある程度似ています。
ですから例えば、TOEICスコア「800」の大台に乗っている方なら、その強力な英語力で東大英語も十分に突破できると思います。ちなみに、東大院生(文系)の平均スコアは800点で、同院生(理系)の平均スコアがおよそ700点と言われています。2008年ごろの院生のデータではありますが、一つの目安にはなりますね。
ただし、そもそも東大英語とTOEICは異なった内容なので、①英文要約や②自由英作文といった東大英語への対策も必要です。しかし、就職にも有用なメジャーな英語テスト「TOEIC」で高得点である800点以上を取れれば、目先の東大などの大学受験にも活用でき、なおかつ、将来の就職活動にもほぼ確実にプラスになります。
※参考資料:
・タフでグローバルな学生とは、日本語表現辞典 Weblio辞書
・「教育力、研究力を高め、タフでグローバルな人材を育成します」--東京大学・濱田純一総長、経済界、2014年11月13日
・東京大学総長 濱田純一先生「東大生よ、タフであれ」、大学ジャーナル2011年1月号(Vol.91)掲載
・TOEIC平均点トップの大学は…、TOEIC980点の大学生のブログ、2008年12月12日
・東京大学 英語 参考書と対策(文系)、武田塾公式ブログ、勉強法・参考書・大学受験・大学別攻略情報