※画像:鈴木 秀明 All About(オールアバウト)、引用
1.高得点を目指さない・・・
2.すべてを覚えない・・・
3.最適な問題集を選ぶ・・・
4.勉強したくなる習慣をつくる・・・
5.解けそうな問題から解く・・・※時間のない人の「省エネ勉強法」5つの基本、日経カレッジカフェ、日経電子版2015年10月30日付
勉強版「捨てる技術」
これは423もの資格試験に合格したAll About「資格」ガイドの鈴木秀明さんの日経記事です。大変効率的ですね。読んで思ったのは “2ステップ学習” でしょうか。入口は入りやすいように勉強する内容を減らす。勉強版「捨てる技術」です。それが第一段階。記事では①の「高得点を目指さない」と、②の「すべてを覚えない」が該当します。
そして2ステップ目は③の「最適な問題集を選ぶ」で、とにかく良問をたくさん解く。「これまで何百冊という過去問題集を吟味した結果、問題集選びの基準はずばり、『量・質・読みやすさ』の3つ」(鈴木秀明さん、上記の日経カレッジカフェより)。さらに細かいことですが、一問一答形式がおすすめだとか。
一問一答形式がおすすめ
一問一答形式は、問題が細分化されているので、学びやすい。それにプラスして、「ツァイガルニック効果」と少し関連していると思う。テレビを見ていると、いいところでCMに入りますよね。「答えはCM2の後で!」というセリフは、TBS系の『がっちりマンデー!!』ですが、あれはわかりやすい典型です。
人間、途中で中断されると、続きが知りたくなるというアレです。一問一答形式の問題集の場合、利用の仕方にもよりますが、常にツァイガルニック効果があらわれやすいと思われます。つまり問題を解くと、すぐ隣に答えが書いてある。本能的に見たくなる。心理学的にも、一問一答形式は勉強に入りやすく、続けやすいと言われています。
ちなみに鈴木秀明さんが言う④番目の「勉強したくなる習慣をつくる」は、まぁ人それぞれの習慣や性格、状況等にもよりますので、この日経カレッジカフェ記事の “鈴木さんノウハウ” を参考に自分自身に合った習慣を作ればいい。⑤の「解けそうな問題から解く」は試験の定石ですね。
とにかく “捨てて、一問一答” (?)が「省エネ勉強法」の肝だと思います。
※参考資料:
・細切れ勉強法で隙間時間を有効活用!、勉強方法と試験対策のコツ、2013年
・知ってる?勉強に役立つ心理効果、東進ハイスクール JR奈良駅前校 大学受験の予備校・塾、奈良県、2014年05月24日
・ツァイガルニック効果、お客様の関心を高めプレゼンの効果をあげる方法、営業学、2016年
・がっちりマンデー!!、Wikipedia、最終更新2016年01月23日
・がっちりマンデー CM② – 毎回がっちりマンデーで終盤にゲストは「○○はC…、Yahoo!知恵袋、2012年02月19日
・TBS「がっちりマンデー!!」、TBSテレビ
ラクして受かる勉強法、鈴木秀明(著)、すばる舎、2012年