日本語にカタカナ英語を混ぜる


※写真: 池田 和弘、日経ビジネスオンライン、引用

日本語の中に“カタカナ英語”を混ぜる 〜英単語は少しの工夫で飛躍的に覚えらえる〜

私は仕事柄、バイリンガルの人たち、つまり英語と日本語の両方を話せる人たちと話すことが多くあります。・・・会話は、取りあえず日本語から始まるのですが、だんだんと話に熱が入ってくると、英語が交じり始めるのです。・・・

意図的にまだカタカナ英語で使われていない日本語をカタカナ英語に変換するとどうなるでしょうか。「この件はテーブルしよう」といった具合に。この場合、テーブル(table)というのは「(いったん)棚上げする」という意味です。文字通りテーブルの上に置くと考えると良いでしょう。

このようにすると、使えるカタカナ英語の数は飛躍的に増えます。そして、すぐにでも使える、いわば即戦力の知識が猛烈な勢いで増えます。・・・1日20分程度の学習で1か月に500語ならまず大丈夫です。そのぐらい高速で確実に頭に入ります。・・・日本語を活用する利点は計りしれません。・・・

映画というのは、2時間の長さのもので2GB前後の情報量があります。・・・私たちはたった1回だけで、映像・音楽はもちろんセリフに至るまで、驚くほど良く記憶しています。・・・映画にはストーリー性というものがあるからです。つまり、情報が関連付けられてつながっているからです。・・・

映画のようにストーリー性のあるもの、ネットワーク的につながった情報の記憶になるとコンピュータ以上に得意です。これをネットワーク記憶と呼ぶことにします。日本語を利用すると凄いことが起こるのは、私たちの頭の中にある「日本語の巨大なネットワーク」が起動され、ネットワーク記憶が起こるからです。・・・

日本語の中に“カタカナ英語”を混ぜる – 英単語は少しの工夫で飛躍的に覚えらえる、池田和弘氏、日経ビジネスオンライン、2015年10月03日

ルー大柴のルー語?

引用が長くなり恐縮ですが、さて日本語に“カタカナ英語”を混ぜるって・・・ルー大柴のルー語かよ。そういったツッコミの一つでもしたくなるような池田和弘氏の日経ビジネス記事です。

この記事ではこのあと、利点②として「流れに乗せて英語を使う練習ができる」と説き、さらに③つ目の利点として「日本語で考えるようにすると、英語の発想がよく分かる」と言っています。そりゃあ、自然に頭のなかで「日・英」言語比較をするでしょうからね。

まぁ「英語モードに突入せよ」の記事に反しますが、一言で言えば、子どもの頃には「英語→英語」で、大人になったら「日本語→英語」で勉強すれば、英語をモノにしやすい・・・ということでしょうか。

日本語の巨大なネットワークが起動!

理想を言えば、脳内に日本語モードと英語モードを別々に持ちたいが、大人になってからではそうもいかない。それを逆手に取って “日本語モード” 一本で英語学習を効率化しようという発想です。さすが京都大学卒の池田和弘先生です。池田先生は現在、大阪観光大学国際交流学部准教授ですが、通訳養成学校の経験もお持ちで、ユニークな考え方が出色です。

記事の中で脳内の「日本語の巨大なネットワークが起動され・・・」とありますが、太い日本語の “幹” を軸に、英語の “枝葉” を接ぎ木する感じでしょうか。たしかにいい大人が英語学習する上で、英語の “幹” を新しく脳内に作るには、歳を取り過ぎているという現実はあります。

う〜ん。まさに子どもには向かないが、大人にはうってつけの「ルー大柴的・英語学習法」かもしれません。

※参考資料:
池田 和弘、日経ビジネスオンライン、2015年10月03日
英語モードに突入せよ、ネット塾ジャーナル、2015年10月05日
ルー大柴、Wikipedia、最終更新2015年10月04日

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