眠りは、脳の「ゴミ出し」を助ける
・・・米ロチェスター大学の調査研究で、脳は眠っている間だけ、有害なプロテインを神経細胞から除去する作業をすることが発見された。脳には栄養や老廃物を運ぶための独自の循環系があるが、睡眠時には脳細胞が約60%収縮するためにスペースが空き、脳脊髄液が流れやすくなる。これにより、老廃物を掻き出すいわば「ゴミ収集車」を通すために道を空けている状態が起きるという。ここで行われる脳の「ゴミ出し」が睡眠の基本的役割だ。・・・※「脳のゴミ出し」睡眠で、仕事の成果があがってスッキリ! 達人に学ぶ「伝わる技術」、PRESIDENT Online、2015年3月23日
睡眠が脳と体にいいというのは、誰もが感じていることでしょう。これは様々な研究からも導き出されている結論です。しかし、驚いたのは「脳は眠っている間だけ、有害なプロテインを神経細胞から除去する作業をする」ということ。これは新発見ですね。睡眠中は脳細胞が収縮し、その開いたスペースを利用して、老廃物がかき出される。なるほど・・・。
ぐっすり眠って脳から有害プロテイン除去
ということは、もちろん、(広義の)受験勉強をしている小学生から社会人にいたるまで、ぐっすり眠って脳から「有害なプロテイン」を除去したほうがいいのです。逆に睡眠不足は脳に老廃物をため込む感じで、脳にも体にも悪い。もちろん、勉強するのに適した状態では決してない。
東大出身のあのホリエモン(堀江貴文氏)も「寝る時間削ると、確実に効率が悪くなると思う」と言っています。そりゃそうだわ。
スマホで時間効率を最大化
ホリエモン氏いわく、要はスマホ(スマートフォン)とかあるんだから、時間効率を最大限にして、仕事も勉強も効率よくこなせ! 極端に言えば、例えばトイレに入っている時間に仕事の決済のメールに答えるとか・・・。スマホを使えば、時間を最大限に効率化できるし、睡眠時間も8時間くらい十分取れる、とのことです。
スマホがあれば、いつでもどこでも仕事も勉強もできるわけで、便利な世の中になったものです。スマートフォンで勉強といえば、まず思い浮かぶのが「受験サプリ」。スキマ時間でも細切れ時間でも、スマホと「受験サプリ」があれば、受験勉強は進む。たとえば英語のカリスマ講師・関正生先生は、いつでもどこでも、キミのために講義してくれるのです。
そう。時間が足りないキミに効く「受験サプリ」なのです。スマホで時間を効率的に使って勉強を進め、そしてこれが重要なのですが、睡眠時間はしっかり確保しましょう。睡眠は、脳の貴重な「ゴミ出し」タイムなのですから。