無料語学サイトのDuolingo(ドウリンゴ)、けっこう厳しいですねぇ。スパルタですよ。スパルタ。後半に解答の文章(スペイン語)あたりで間違えると、アウト。最初からやり直しです。その時の画面がこれ。
※duolingo.comより
なぜか病みつきに
全くの初心者(初学者)である筆者が「スペイン語」のレッスンをやっています。そもそも、Duolingo自体が今のところ米国人向け(英語スピーカー向け)なので、英語アレルギーの日本人にはキツイかなぁ・・・。でも、中学英語がおおよそ理解できている日本人なら、全く問題ないです。
さて、そのスパルタ式(?)語学レッスンですが、なぜか病みつきになる。飽きない。面白い。理由は不明・・・。レッスン自体は最初に「写真と単語の組み合わせ」に始まり、「スペイン文英訳」、「穴うめ問題」、「スペイン語スピーキング」などで、いたって普通。しかし、なぜか継続したくなる。
本物のコンテンツ
TED TalksでDuolingo開発者のルイス・フォン・アン氏が2011年04月に言っています。Motivationは大切だと。そしてDuolingoでは、「優れた外国語学習ソフトを使った場合に劣らず上達し・・・はるかに楽しく学べるのです。Duolingoでは本物のコンテンツを使って学ぶからです。作り物の文章で学ぶのではなく、本物のコンテンツで学ぶ方が本質的に興味深いものですし、本当に外国語を学ぶことができます。」(下記ビデオ13:30過ぎ)。
これだ。
Duolingoの場合、教材が「本物のコンテンツ」なのです。だから、飽きない。面白い。もちろん、筆者は初心者レベルなので、その点についてはヒシヒシ感じているわけではありません。しかし、訳を間違えたとき表示される解答が “複数” があり、なるほど、少しは「本物のコンテンツ」の一端が垣間見える気がします。
たぶん本物のコンテンツが使われると、単に学習者の興味がひかれるだけでなく、様々な多様な文章が起用され、ワンパターン化されにくい。そういった点でも学習者を飽きさせず、“楽しみ” を与えることでしょう。
「無料」で「本物のコンテンツ」。どちらも学習者にとって、かつてないほど(?)大きな魅力です。グアテマラ生まれの起業家ルイス・フォン・アン氏が開発したDuolingoは、RosettaStone(ロゼッタストーン)と並び、世界の語学教育シーンを変えていくかもしれません。
※参考資料:
・ルイス・フォン・アーン 「ネットを使った大規模共同作業」、Video on TED.com、FILMED APR 2011(POSTED DEC 2011)
・Duolingo、Wikipedia、最終更新2013年06月25日
・ルイス・フォン・アン、Wikipedia、最終更新2013年08月01日
・無料のロゼッタ・ストーン!?英語で語学が楽しく学べる『Duolingo』、ツカウエイゴ、2013年06月01日
・無料の外国語学習サービス『duolingo』、英語あっさり上達講座
・ロゼッタストーンって何だ?、INTERNET Watch、2011年02月22日