ミクシィ次期社長 朝倉 祐介氏(30)、成功体験、決別を訴え
30歳ながら波瀾(はらん)万丈の経歴を持つ。中学校卒業後、オーストラリアの騎手養成学校に入学したが背が伸びて断念。大学入学資格検定に合格、一発で東大に入学した。外資系コンサルタント会社を経て学生時代に設立したネット関連会社に復帰した。・・・
※日本経済新聞、2013年05月16日、引用
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行動派の秀才?
まさに波乱万丈ですね。「豪州の騎手養成学校→大検→東大」は、やはりすごい。その後、あの世界的な経営コンサルティング会社・マッキンゼーでも活躍というのもすごい。やはり天才です。行動派の秀才と言った方が適切か・・・。
それでもビル・ゲイツ氏やホリエモン(堀江貴文氏)、藤田晋氏らは、20歳代でIT企業のトップを走っていたわけで、30歳がとりたて「若い」とは言えない。ITの世界はヤング・マンズ・ゲーム、とはよく言ったものです。そう、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏もリブセンスの村上太一氏も20歳代だし、やはり30歳はそれほど若くないのかも・・・。
ミクシィがネット塾?
ミクシィの利用者はまだ多いのだから、あとはいかに収益をあげるかです。朝倉次期社長はコンサル会社にいたので、コーチングはお手の物。すなわち、分析結果をもとに人を指導するコンサルタントでもあり、つまりは人を教えるプロです。
だから、ミクシィがネット塾(インターネット学習塾・オンライン予備校)業界に進出してきても、不思議ではない。もちろん、既存のネット塾に対し、微妙に市場のすき間を狙うでしょう。IT技術とSNSノウハウ等、ミクシィの持つ “強み” をフルに使ってね。市場で勝つには、それが常道ですから。
※参考資料:
・Special issue 007 「経営企画・新規事業」 ミクシィのイノベーション力。タフな起業経験がそこにはある。、株式会社ミクシィ
・村上太一、Wikipedia、最終更新2013年03月22日