2月12日火曜日の朝8時。東京・品川の楽天本社で社長の三木谷浩史(48)の英語のスピーチが始まった。いつもは朝からテンションの高い三木谷が、この日は感傷的だった。・・・4日前にリクルートホールディングス創業者の江副浩正が死去した。
・・・英語の頭文字が同じ両社は、ロゴの色にちなんで「青いR(リクルート)」「赤いR(楽天)」と呼ばれる。・・・今のところインターネット事業では赤いRが青いRを上回っている。だが青いRの底力を知る楽天常務執行役員の高橋(理人)は古巣への警戒と期待を込めて言う。「あの会社はきっと何かをやってくる」(敬称略)
※日本経済新聞、2013年04月19日、抜粋・リンク、(理人)は筆者補充
この記事を読んで、いや、最後の楽天常務の高橋理人さんのコメントを読んで、ビクッとしました。
「あの会社はきっと何かをやってくる」・・・そう。受験サプリです。既報の受験サプリ開発秘話の通り、経済格差・地理的格差などで “公平” とは言えなかった大学受験。それに風穴をあけるべく、リクルート(現リクルートマーケティングパートナーズ)の池田脩太郎さんらの手によって、オンライン予備校「受験サプリ」は生まれました。
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受験サプリはまさに「インターネット事業」。しかも楽天とは競合せず、ネット業界やIT業界では、強力なライバルも見当たらない。受験サプリ、月額980円を打ち出していることもあり、既存の大手大学受験予備校(駿台、河合塾、代々木ゼミ、東進など)を、一気に凌駕する。私はそう見ています。
それに、この美輪明宏・初代校長の熱い語り。なんと聞いてもすばらしい。軽すぎず、重すぎず、華やかながら説得力もある。やはり「あの会社(=リクルート)はきっと何かをやってくる」・・・のです。
※参考資料: プロジェクトストーリー:オンライン予備校、リクルートマーケティングパートナーズ